2011年12月12日月曜日

皆既月食と天ぷら

12月10日は東京でもきれいに“皆既月食”を見ることができました。ハルコは“狼男”でもないのに、満月や月食を見ると年甲斐も無くハシャイでしまうのです。
この日は、皆既月食に合う食べものは何かと考え(そんなの無い!)、「天ぷら深町」へ。


この所暫く、深町さんに行けていなかったのでございます。
オクサマが人間ドックで、お医者さまに「コレステロールが高いですね!」と言われたそうです。
「コレステロール=天ぷら」とオクサマの頭の中で公式が出来上がり、行けなくなってしまったのです。
まぁ、天ぷらが犯人というわけではないのです。オクサマ「コレステロールを憎んで天ぷらを憎まず!」と、いう格言をご存知ないのですか?
ハルコにとっては「てんぷら=深町」なのです。「山の上ホテル」「てんぷら山の上」の頃からず~っと通っております。
深町正男さんには、天ぷらの「ハルコ修行」も何回かお願いしたのですが、ハルコ一向に上達せず、やはり天ぷらは「深町」に限る、とまで思っているのです。

山の上で初めて天ぷらを食べたのは(いつか思い出せないのですが)、仕事で連れて行かれてのことでした。その当時は深町さんと近藤文夫さんが同僚の頃ですね。深町さんが山の上から独立してから、京橋通いが始まったのです。
よく天ぷらは耳で揚げると言いますが、カウンターの客側でも、段々音で「揚げ具合」を推量することが出来るようになるのですね(本当ですよ)。


少し仕事で天ぷら油の劣化度を調べていました。これは油そのもというより、天ぷら油を何回濾したら使えるかという濾過実験と器具の開発を企画していたのです。
テストキッチンで、熱した油の温度を測りながら、素材を揚げていたのですが、低温の弱い“ジュクジュク”から温度が上がって“ジュンジュン”になり、高温で190度を超えると金属的な“キュンキュン”まで、耳で温度が判るようになったのです。
しかし、これで上手に天ぷらが揚げることが出来るかは,、また別な話ですね。

深町さんの店も、息子さんが段々上達してきていますが、「あと、ひと呼吸」の間合いがもう一息ですね。本当に1~2秒で「しっとり」「かりっと」が違ってきます。
天ぷらって奥行きが“ふかまち(深待)”ですね。


あぁ、冒頭の“皆既月食”余談です。以前ロンドンで「オペラ座の怪人」を観た後に、外に出たら“皆既月食”でびっくり!(ちょっと怖かった)
さらにおまけに、劇場を出る時にハルコの前に俳優の“モーガン・フリーマン”がいるではないですか!!

●イタリアワインの専門店ベラティーナ
この所寒くなり、散歩に出るのが億劫に!(いかんハルコ) しかし前日深町で天ぷらを堪能したオクサマは「コレステロール対策にはウォーキングよ!」と、春日から本郷へ向うコースへ。
「おや、こんな所に牛肉が、いや、ワインショップが」あるではないですか。そういえば、この辺も2ヶ月来てませんでしたね。
と、オクサマと入っていったら「こんな時間(午前中)ですが、試飲いかがですか?」と、思わず飲んで、ワインを5本購入しました。
中々良いですよ。

イタリアワインショップ ベラティーナ
HP:http://www.bellatina.jp/
東京都文京区西片1-2-2 03-3868-2048
営業時間 11:00~19:00(定休・火曜日)

0 件のコメント:

コメントを投稿