2014年4月23日水曜日

弁当を使う?

先週から門前仲町の料理研究家さんのスタジオで、料理撮影をしてます。
本日は最終日で、午後から立会に行く予定です。
撮影のラストは、冷凍して作り置きした総菜を弁当に仕立てて活用するのです。
このところ、弁当レシピの企画は出来ないだろうか?と、あの料理人、この料理研究家……とプランを考えています。


現在は「弁当を食べる」という言い方が一般的ですが、昔は「弁当を使う(遣う)」という言い方が普通だと何かの本で読んだ記憶があります。

弁当は、中国南宋時代の俗語で「好都合」「便利なこと」を意味する「便当」が語源だそうで、「便当」が日本に入り「便道」「弁道」などの漢字も当てられ、「弁えて(そなえて)用に当てる」ことから、「弁当」の字が当てられ、弁当箱の意味として使われた、と語源辞典には書かれています。

時代劇小説ファンのハルコは、文章中で「弁当を食べる」と書いている著者の本は読まないことにしてます。
やはり「弁当を使う」の方がしっくりきますね。

さぁ、弁当を食べに……いや、撮りに行こう。

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