2014年4月14日月曜日

周富徳さんのこと。

周富徳さんがお亡くなりになったのを知り、ビックリしました。
周さんとは30年ほど前から、聘珍楼時代からのお付き合いでした。


家庭画報でも随分周富徳さんのページを作りました。
掲載の写真は20年前に制作した『周富徳の元気な中国料理』です。
周さんのチャーハンは旨かったなぁ、と今でも写真を見ながら味を思い出します。
周さんに旅のコーディネートをお願いして、香港のグルメツアーに行ったのも、楽しい思い出です。
わが家のオクサマは周さんに大変かわいがられて、周さんとよく海外の取材へも行っておりました。
檀太郎さん(檀一雄の長男)が企画した麺ロード取材でヨーロッパへ出かけ、最後の国のローマで初めてバチカン市国に着いた周さんが、
「ここは凄く人が多いね。ここでラーメン屋したら儲かるね」
どうも、周さんはバチカンを知らなかったようです。

この他にも、盛り沢山の話がありますが、とても人間的にも料理人としてもユニークな人でした。
合掌。

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