2013年6月5日水曜日

バリ島的な思考

今日はこのところの疲れが出たのか、自宅でボーッとしております。
どうして1週間単位で行動しているのだろうか?と、漠然と思いました。
明治維新後に西洋のシステムを取り入れてから、現在では何の疑問も無く受け入れられていますが、疑問に思う方はいないのでしょうか。
人によっては時間の概念は随分違うと思うのですが、それをすると社会的には適さないと烙印が押されるのですね。

現在の仕事は、独立して事務所を抱えて随分経ちましたが、仕事の忙しい時と暇な時の差は大きいのです。
昔は編集者が金曜日の夕方に原稿を持って来て、月曜までにデザインを上げるようにという事は日常茶飯事でした。
不規則が規則正しく行われているという生活でしたが、30年数ほど前に初めてバリ島を訪れて、意識が変わったのです。


バリ島の一日は、朝から午前中は農作業、午後からは手工芸などの芸術家活動、夜は集まって唄や踊りの芸能活動と、三つに分かれているのでした。
「1週間」というキリスト教的な時間の組み合わせに対して、ヒンズー教をベースにしながら独自の時間概念を持つバリのライフスタイルに、ハルコは感心したのです。
それ以来、ハルコも一日を三つに分けて、仕事、家事、自分の興味のある事、としているのですが、“お手伝いハルコ”を名乗ると公私の区別が無くなってしまったのです。
もう一度バリスタイルを考え直そうと思うハルコでした。

写真はバリ島で購入した、バリの生活を描いたミニアチュールです。

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