2013年6月11日火曜日

昆布の水塩

今日は梅雨らしい天気ですね。
昨夜の日テレ「人生が変わる1分間の深イイ話」には、伊勢丹キッチンステージでもお馴染みの「調味料マニア」の松田智華さんが出演しました。
その他にも、キッチンステージでも縁の深い脇屋さんや笠原さんも登場されて、楽しい番組でした。

番組内で、松田智華さんが紹介してくださったものの一つが、大阪松前屋の「昆布の水塩」だったのです。
この「昆布の水塩」はハルコも商品開発に関わった商品なのです。
今から5年前程に、友人の中村新さんが松前屋の顧問をしており、開発と販促の協力をしてくれないかと大阪に呼ばれたのが最初でした。

この調味料の特性は何か?と考えると、ジャンルとしては日本で一番ポピュラーな醤油が重なるのですが、まず醤油の替わりにどう使えるかを検討したのです。
古い資料を調べていくと、醤油の発生する以前の調味料として「水塩」が四条流の本の中にありました。
「これだ!」とピンと来て、ネーミングが「昆布の水塩」に決定したのです。

その後に、松前屋の松村社長と中村新さんとハルコで、伊勢丹のバイヤーさんに売り込みに行ったのですが、その時の反応はイマイチでした。
しかしその後、伊勢丹(その当時は三越と合併していない時代)の「オンリーアイ商品」にも選定されたのです。
その当時によもや、ハルコが伊勢丹のキッチンステージに関わるとは夢にも思っていませんでした。
縁というのは面白いですね。

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