2013年6月17日月曜日

俺はまだ本気出してないだけ


少し前のことですが、ある方から「ハルコさんの夢は何ですか?」と尋ねられたことがありました。
夢と言っても寝ている間の夢ではなく、これから(将来)の夢の事ですね。
でも、今更この歳で夢は?と言われても……困ってしまいました。
まぁ、夢は無い事はないのですが、兼業お手伝いから専業お手伝いになり、毎日のんべんだらりと過ごすことですが、オクサマからは鼻であしらわれました。

今週から封切られる『俺はまだ本気出してないだけ』という映画の宣伝が、頻繁に眼や耳に入ってきて、見た方は瞬間的に一度は「俺は(私は)まだ本気出していないだけ」と思った方も多いと思うのです。
これは元々は青野春秋さんの作品で、『月刊IKKI』(小学館)誌上で連載され(2012年8月号で連載は終了)、今回映画化されたのです。

あらすじは、子持ちで離婚歴がある大黒シズオ(42歳)が、ある日「本当の自分を探す」と何も考えずに会社を辞めてしまところから始まるのですが、、ゲームばかりの毎日を送り、同居する父からも怒鳴られてばかり。
そんな中、本屋で立ち読みをしていたシズオは漫画家になろうと決意し、父親と娘に熱く夢を語り、出版社に原稿も持ち込むのですが……。

現実に「本気出していないだけ」と、どのくらい考えているのでしょうか?
本気出したら、こんなもんじゃないぞ!まだ、本気だしていないだけだ!と。
「本気」の反対語は「本気でない」?
大人の会話だと「本気」いや、「遊び」「浮気」となると、別な世界に飛んで行きそうですが。

ハルコのモットーは「テキトー」「テヌキ」「テニアマル」の3T主義でして、本当に困ったもんです。
ただひとつ、17歳の頃にあるデザインのコンクールに応募するために、1週間ほとんど寝ないで作品を作り上げたことがあります。
身体を心配した親には怒られて電気を消され、灯油ストーブの灯りで作品を作り上げたのです。
この作品が最高賞になり、親からはデザイナーへなるために勉強をする事が許されて、現在へ続く道筋が出来たのです。
この17歳の少年は本気出していたと、現在のハルコは思うのです。
さて、あなたは、本気出してますか?

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