2012年12月20日木曜日

月イチ鮨「はしぐち」

いよいよ今年もあと10日ちょっととなりました。
いや、早いものですね。
今年も色々な料理に出会い、楽しみました。例年ならハルコ今年の通った店ランキングをブログで書くのですが、どうも今年は書いても面白くないようです。
何故なら、今年はかなりばらけているのです。ばらけるというのは、初めての店が多いかったからなのです。

昨夜も行きましたが、行くたびに次回の予約をしている鮨の「はしぐち」は、月イチで通っているので、今年は年12回制覇(たぶん)しました。
最近「はしぐち」に行くたびに、中国系のお客さんが必ずいます。
橋口さんに話を聞くと、どうも中国人の口コミで、日本に行って鮨を食べるなら「はしぐち」で、と流行ってるらしいのです。
昨夜は3人の中国人兄弟でしたが、本当は4人兄弟だそうで、皆顔が香港映画のホイ兄弟そっくりで笑ってしまいました。
鮨はすでにインターナショナルな料理になっているので、判りやすいかもしれませんが、海外に行くと「これって鮨!?」と思うものに出会い、びっくりしますね。

ちょっと意地悪ですが、他のお客さんが頼んでいるのを観察するのも、鮨の楽しみのひとつです。
普段「はしぐち」には19時の予約で、だいたい21時くらいには食べ終わって、橋口さんとよしなごとを話していると、遅いお客さんが入ってきました。
どうも、初めての方のよでうでした。
そう言えば、紀尾井町に「はしぐち」があった頃、初めて行った時のことを思い出しました。
「おまかせするので、どんどん握ってください」とハルコが言うと、「お客様の好みが判らないので、言っていただいた方がいいのですが」と言われ、昨夜もその話をすると、橋口さんは「そんな失礼なこと言いましたか?」

初めて「はしぐち」に来た若い(たぶん)カップルは、つまみで少し切っていただき、握りになりましたが、カウンターの上の小さな籠に入っている布巾を見て「これで、手を拭くのですか?」と聞いていました。
ツッコミたくなりましたが、がまん、がまん。

1月の予約もして、「はしぐち」がまた、来年の生活の区切り、句読点になります。
鮨も今年の食べ納めでしょうね。

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