2012年12月25日火曜日

1979 ジャパン・アズ・ナンバー・ワンのクリスマス


33年前に『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』(エズラ・ヴォーゲル著)が出版されて、一大ベストセラーになったことがありました。
昨日の朝日新聞を読んでいたらこの『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』を、二人の識者が両論を取り上げている記事が目に入りました。

1979年第2次オイルショックがあり、イラン革命、イギリスでサッチャー首相が誕生し、韓国では朴正煕前大統領が暗殺され、ソ連はアフガンに進行する……と結構派手な年ですね。
また、この年は歌謡曲の黄金期のようで、数々の大ヒットが生まれています。まだ、人々が歌を共有出来ていた時代ですね。
「魅せられて」も「北国の春」も「いとしのエリー」も「おもいで酒」「関白宣言」「セクシャルバイオレットNO.1」「YOUNG MAN」「舟唄」「愛の水中花」「異邦人」「燃えろいい女」「窓」「虹とスニーカーの頃」「カサブランカ・ダンディー」……。書ききれませんね。ハルコがカラオケで歌える歌ばかりです(それに引き換えきょう日の歌は……)。
この年にソニーから“ウォークマン”が発売になりました。と言っても、もうウォークマンでカセットテープを聞いていたなんて知らない世代も……。

団塊の世代は、33年前には32~35歳と社会の中心を担う年齢に達して、まさにその後のバブルの準備期間に『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』が出版されたのです。
何だかわけも無く、「日本って凄いんだ!」と皆が思っていた時代ですね。
その団塊の世代が33年を経て、経済を担うボリューム層が定年を迎えてから、社会が停滞した時代に入ってしましまいました。
日々の仕事ではいかに、この厚い層に向けて消費の活性化を試みる事を考えていますが、中々難しいのが実情です。

2012年のクリスマスにハルコは33年前のベストセラー『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』の時代を振返ってました。
もう、その頃には戻る術はありませんが、来年こそは良くなる事を祈るばかりです。
明日から神戸へ出張で、年内のブログは短信のみをお送りします。
よいお年を!
ハルコ

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