2011年11月11日金曜日

はしぐち

待ちに待った「はしぐち」が11月3日に移転開店しました。
引っ越すとうかがって、かれこれ1年。やっと行けました。これで、鮨放浪はしなくて済みそうです(よかった)。
木の良い香りがカウンターを優しく包んでおります。

ご主人の橋口敏郎さんと女将の喜美子さんとの二人三脚は変わらずでしたが、店が大きくなった分、前とは比べものにならないくらいお店での運動量は増えますね。喜美子さんは店の準備期間の2ヶ月は毎日2時間のウォーキングをしてダイエットしたそうです。ハルコも見習わねば(と、思う)。
日本酒(冷酒)は、前の「一の蔵」越後「鶴亀」松本「岩波」が増えてうれしいハルコです。全部ぐびぐび飲んしまいました。

「はしぐち」さんの鮨に惚れ込んで通う一番の理由は“品格”があることです。
旨い鮨屋さんは沢山ありますが、“品格”のある鮨屋さんはそうはありません。えっ、下品の代表みたいなハルコに品格の話をして欲しくはないって?(ごもっとも)
鮨の一つ一つを、愛おしく頂く幸せを感じさせる店はそうはありませんね。その時のハルコは『みをつくし料理帖』に出て来る“坂村堂”主人の様な顔になっているやも。

紀尾井町の店は平成4年からで、今年で20年でしょうか。
橋口さん曰く「20年はやります!」とのこと。
実は橋口さんとハルコは同い年なのです。今年は東日本大震災以降、ちょっとやる気の失せたハルコでしたが、橋口さんの「あと20年」に勇気を頂いた思いでございます。この言葉と橋口さんの鮨を道標にがんばります。
と、神妙になった後に、「所でハルコが思う最高の鮨の食べ方は、握っていただいた鮨を直接口に入れてもらうことでは……」
ハハハ。橋口さん、鮨を握る手が一瞬止まったような。
「冗談ですよ(本心は違う)。師匠一生ついて行きます」
いつか、橋口さんがハルコの口に鮨を直接入れてくれる日まで。

●明日から旅行に行きます。
8月8日からブログを始めて82回目です。日曜日を除いて“ほぼ毎日”書いておりました。
11月12日から21日まで旅行へ出かけます。ロシアに2年前に出かけて以来の海外旅行です。今回はウィーンから、ベルリン、ドレスデン、プラハと廻ってきます。
まぁ、お手伝いの身なので当然オクサマのお供でございます。バレエ、オペラ、美術館に食探訪と、また帰ってきた際にはご報告いたします。
明日からは「居留守通信」としてハルコの迷言いや、名言シリーズ(そんなもんありません!と、峯岸譲が…)です。まぁ、ええんとちゃう。まかせるさかい適当に出してや〜(なんでエセ大阪言葉になるのか)。

と、いうわけで出かけてきます。
(お手伝いハルコ)

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