2011年11月10日木曜日

喜界島の幻の花良治胡椒

名古屋の友人の鈴木裕子さんが、先日ハルコの事務所にお見えになりました。鈴木さんはジェトロ出身で、現在名古屋で企業の海外進出等のコンサルタントをしております。以前から大阪の松前屋さんの仕事を一緒にしておりました。

今回、彼女が面白い調味料を持参してきたのです。
鹿児島の薩南諸島を南下して種子島、屋久島、奄美大島と連なります。奄美大島の北東に“喜界島”があるのです。喜界島“きかいじま”あるいは“きかいがしま”と読みます。「平家物語」で「俊寛」が流された「鬼界ケ島」とも関わりがあります。

その喜界島に「花良治(けらじ)集落」という地域があり、そこで発見(!)された蜜柑の名称が「花良治蜜柑」なのです。
まだ実物は食べたことはないのですが、話によると、珊瑚礁から由来するアルカリ性の土壌のため香りが非常に高く、ビタミンCも多く含まれているそうです(あぁ、酸っぱそう!)。この花良治蜜柑は収穫出来る期間も短く数も少ないために幻の蜜柑とも言われているのです。
喜界島の花良治(けらじ)蜜柑(島蜜柑も入ってます)と、島唐辛子島塩で作ったのが今回ご紹介する「花良治胡椒(けらじこしょう)なのです(いや、前振りが長くてスミマセン)。
一緒に胡麻に混ぜた「花良治胡麻」も頂きました。

早速、自宅でオクサマと湯豆腐に刺身や野菜に付けて食べました。
いや、本当に旨いです。
香りの良さと酸味と辛みのバランスが良く素晴らしいの一言。
花良治胡椒・胡麻ともハルコが自信を持ってお薦め出来る逸品です(うむ、何だかパンフレットの様な文面になってしまいました)。家でご飯を食べる時に欠かせなくなり、あっと言う間に無くなりました(もっと欲しい!)。
これは良いですよ。今月末には、喜界島から商品を企画開発された方が東京にいらっしゃるそうで、お会いする予定です。一緒に広めて行こうと考えているハルコです(ブームになる予感!)。

●日々是甚六。「キムチ鍋」始まりました。
このシーズン“初上海蟹”や、イタリアワインの“ノヴェッロ”と、新しい食べ物オンパレードです。
おなじみ甚六でも「キムチ鍋」始まりました。いや、甚六のキムチ鍋が大好きなのでございます。一年中作ってと、永谷さんにお願いしているのですが、暑い季節は厨房も暑いので嫌だ!とけんもほろろでした。今シーズンは、ハルコがオーダー第1号だそうです(ハハハ)。
甚六特製キムチ鍋には、キムチ(当たり前)・豆腐・豚肉・牡蠣・豆腐・葱・椎茸・韮・榎茸に卵で、鍋の具を食べ終わった汁にご飯を投入して、おじやにしていただくのです。それと、甚六の糠漬けで。あぁ、良い季節ですね。
今度、花良治胡椒でペッパーチャーハンを作ってもらいましょう。

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