2011年11月5日土曜日

ちょっと遅いが今年の新米

先だって新潟ほしの酒造様からいただいた、「中越小栗山のハザ掛米」をやっと開けました。
何せ一升瓶に入っていて米がなかなか出にくいので、長い菜箸を一升瓶の口に差し込んで出すのです。えっ、戦時中の米の脱穀方法だって!?(誰ですか、そんな古いことを知っているのは)
ハルコは土鍋でご飯を炊いているのです。土鍋にしてから、もう10年にはなるでしょうか。ご飯専用の伊賀焼を愛用してるのですが、現在使っているのは四代目です。

最初に土鍋にしようと思ったのは、「分とく山」野崎洋光師匠に土鍋で炊いたご飯に生卵をかけたものをいただいて、あまりの旨さに気絶しそうになり、「土鍋にしよう」と決心をしたのでした。
早速土鍋を購入して、それまであった電気炊飯器を捨てたのです。
土鍋の最大の利点は、炊き上がりが早いこと(重い中蓋付です)です。晩ご飯を食べ始めて、最初はお酒で肴を楽しんで、少し経ってから土鍋を加熱(ガス)します。わずか13分で炊き上がりです。蒸らしを入れても18分です(早いでしょう!)。電気炊飯器ってどうしてあんなに時間がかかるのでしょうかね。

そして今年の新米ですが、やはり“旨い”! お米が最大のご馳走です。
この一升瓶米を開けたのは11月3日(文化の日)です。実は(声をひそめて)わが家の結婚記念日なのでございます(オクサマにお仕えして、早25年)。
普段は外食が多いので、この日は普通にご飯を炊いて、湯豆腐に塩鮭……。ちょっとシャンパンを開けたくらいで、普段のご飯ですね。
ハルコ最大の楽しみは、炊きたての熱々ごはんに冷たい白菜の漬け物でごはんを巻いて食べることなのです。
あぁ、お腹いっぱいに新米を堪能した一夜でした。


●ハルコの土鍋指南
土鍋にこだわりのあるハルコです。そんな所を見込まれて(自慢)以前雑誌で、『お手伝いハルコの驚くほどうまい!土鍋レシピ』(マキノ出版)というページでその腕前を披露したのですよ。ホホホホ……。

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