2013年8月26日月曜日

あまちゃんの旅


先週の金曜日は、盛岡から一路、久慈行ってきました。
名目は岩手の食材の現地視察でしたが、確かに地元で直接見なければ判らない事が多いですね。
「道の駅」も5カ所廻りましたが、想像以上に地元産の野菜の豊富なことに驚きました。昔はなかった、トマトの品種で「シシリアンルージュ」などもありました。聞くと3年前から栽培を始めていたとのこと。これは、震災をまたいでいたのですね。

盛岡から久慈まで、途中道の駅も見学しながら3時間半。やはり、岩手は広い!
今回の視察はオクサマと一緒だったのですが、オクサマは毎朝NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」を2度見るくらいのあまちゃんファンなのです。
移動は岩手県庁から車を出していただきました。
そのアテンドの県庁のAさんは以前は久慈に勤務しており、現地でのドラマの進行にも関わっていた由で、車内ではあまちゃんの裏話で盛り上がったのです。

久慈の小袖海女センターで本物の海女さん達の雲丹取りの実演を見て、まめぶ汁に舌皷を打ち、ドラマの北鉄のモデルになった三陸鉄道北リアス線で久慈駅から普代村まで、お盆前から予約していただいていた1日20個限定の「雲丹弁」をいただきながら、北リアスの風景を楽しみました。
しかし現在、三陸海岸の鉄道はメインの宮古・釜石のJR山田線が、震災から2年半も経とうとしているのに、未だに“復旧”のメドすら立っていないのが実情です。
この大きなライフラインが通るまで、あとどのくらいの歳月が必要かと思うと暗澹たる思いになります。

10月には再度岩手を訪問し、東京から3人の料理人と3日間かけて現地視察をしながら縦断する予定です。
もうこの頃には秋になり、ドラマのあまちゃんも終了していますが、何とか岩手を盛り上げたいと考えていたあまちゃんの旅でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿