2013年5月28日火曜日

病は口より

「病は口より」は、お馴染み『養生訓』の貝原益軒先生のお言葉です。
「えっ、今さら何故?」とお思いでしょう。


ハルコ作、貝原益軒先生のイラスト。

この益軒先生の
「人生、日々に飲食せざり事なし。
常につつしみて、欲をこらえざれば、過ぎやすくして、病を生ず。
古人、禍は口よりいで、病は口より入るといえり。
口の出し入れ、常に慎むべし。」

を読むだに「はい、ごもっとも」と思うのですが、しかし人はなんと誘惑に弱く、しょうもない生き物なのだろうと思うハルコなのです。

貝原益軒先生は今から350年程前に活躍した学者ですが、享年84歳と、その当時としては長寿でした。
最近、色々な会食会のお誘いを受けるのですが、皆さん旺盛な食欲でお酒もたんと召し上がる方ばかりなので、将来の健康は大丈夫だろうかと心配になってしまうのです。余計なお世話ですよね。
と言うハルコも、今年になってから体重が高値安定で、下がる気配がありません。
また、益軒先生はどうも肉を目の敵にしていたせいか、
「肉も一品でよい。……肉は二種類重ねて食べてはいけない。」
うむ、焼肉屋に行ってカルビにロースにハラミなんか注文したら、益軒先生に大目玉を喰らいますね。

貝原益軒先生より少し後の杉田玄白先生も、『養生七不可』「飲と食とは度を過ごすべからず」とおっしゃっていますが、どうも守れないのが人間ですね。

やはり人生で美味しい物を楽しもうとすると、当然摂生が重要になる、と認識しております。ちょうど一ヶ月後に血液検査があるので、貝原益軒先生を見習ってちょっと頑張ろうかしらん。
まぁ、明日からですが。ダメじゃんハルコですね。

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