2014年5月14日水曜日

ギーガーズ・バー

映画「エイリアン」のデザイナーのH・R・ギーガーさんが、自宅に階段からて転落して亡くなったというニュースに接し、四半世紀前の事をを思い出しました。


その当時は“バブル”のど真ん中で、世の中はイケイケの時代。
思えばハルコも若く遊びたい盛りで、夜な夜な色々な場所に出没しておりました。
その当時は、現在の恵比寿のガーデンプレイスの裏手に住んでおり、白金台は直ぐ側でした。今も当時もあまり交通の便の良くない場所ですが、高級住宅地として閑静な所でした。
そこに突然登場したのが「GIGER BAR(ギーガーズ・バー)で、1988年10月19日にオープンしたのです。
記憶は曖昧ですが、確かここのオープニングレセプションに参加していたはずです。
映画の「エイリアン」その物を再現した店で、ファサードから中まで異生物の体内に侵入していく感覚を味わえました。
内部はメタルっぽいブラックで統一された禍々しい内装で、バーカウンターも異生物の形で座るのもためらう感じでしたね。

家の近所だったので、日曜日には近所の杉の木やスーパーで買物した後、スーパーの袋を持ってギーガーズ・バーの前を通っていましたが、これが夜になるとオドロオドロしい照明になるのです。
はっきり言って一度見れば良いという感じでしたが、友人のイラストレータに頼まれて連れていくことにしたのです。
ところがですよ。入口に屈強な黒服がいて入店を拒まれたのです!
服装チェックがあり、ハルコは問題は無かったのですが、友人はジャンパーにサンダル履き!
そんなことを思い出したギーガーの訃報でした。

※写真は「な、何なのコレ…?スイスの不気味過ぎる店『ギーガー・バー』に行ってみたい」より引用

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