2013年1月9日水曜日

ボトルキープ

ハルコのブログは、間違っても“天下国家”を論ずるようなことはなく、重箱の隅を突くようなことばかりで……。
で、今回のテーマはボトルキープ!
現時点でハルコがボトルキープしているお店は3軒ですが、最近ご無沙汰で時限が切れてしまったのもあります。
それも全て焼酎なのですよ。畏友の小旦那様はホテルのバーにプレミア物のスコッチを何本もボトルキープしており、たまにご相伴に預かるのですが、こっちの方が様子が良いですね。


「ボトルキープって不思議な文化だ」と、ふと思ったのです。
確かに一杯づつオーダーするより、1本取って残りはキープしてもらう方がお得ですね。
そこで調べてみました、ボトルキープの歴史を。これはちゃんとあるんですね。

1957年に大阪・梅田の洋酒喫茶「BEBE」という店が、世界初のボトルキープ制を導入したそうです。
しかし、現在と違うのは客が、客ですよ。
客が自分でウィスキーのボトルを持ち込み、店でキープして好きな時に来て飲む、というシステムだったそうです。これって、持ち込みですよね。
そういえば昔、オーストラリアに取材で行った時に、現地ではレストランで酒を提供できる店が区別されていて(法律上)、酒を提供する店の方が少なかったんです。
そこで、客は自分でアルコール類を買い込んで、店に持ち込み飲む、と言う「BYO(Bring Your One)制度」があり、取材撮影そっちのけで酒屋さんばかり捜していたのを思い出しました。

話は戻って、サントリーがトリスバーを展開してウイスキー人気が高まり、ボトルキープが定着したそうです。
お酒年齢絶好調の時代には、随分方々にボトルキープしていました。また、1軒の店には種類の違う酒を6本キープしていたこともあります。
気分でお酒を変えるのですが、モルトウィスキー、ジン、アップルブランデー、ウォツカ……、あと2本は何だったんだろう?
もうチャンポン、チャンポン、ヘベレケ、グデングデン時代ですね。

飲み残しを持って帰るのは、わりとワインなんかに多いですが、調べてみたら、あらびっくり!
飲食店内で飲む分には良いのですが、飲食店内で買って未開封のまま、店の外に持って出るのは、酒類販売免許がない店だと「酒類小売酒税法」違反だそうです。
知らないで酒を買って、海外のお土産にしていた事もあったなぁ……。
皆さんはどんなボトルキープしてますか?

0 件のコメント:

コメントを投稿