2012年11月19日月曜日

職業としてのフードライター……1

だんだん寒くなってきました。これから、朝起きるのが辛くなりますね。

昨日は東北復興支援第4回東京グランメゾンで、チャリティカレーというイベントがあったのでアピシウスに行き、その後レカンの行列も見に行きましたが、大盛況でした。
普段敷居の高いレストラン子ども連れでに行ける、というのもフランス料理の層を広げるという意味でも効果があるのではと思いました。

先週は「職業としての料理研究家」をブログで書きましたが、食に関しての情報発信をするダイレクトな職業としての“フードライター”を考えてみます。
このテーマの骨子は、ネット以前・ネット後というのがキーワードになります。
それまでは一部特殊な人々の職業(仕事)だったのが、誰でもネットで発信出来る時代になると、それまでの境界線(プロ/アマ)が無くなりつつある、ということです。
かつては紙媒体が情報発信の場で、今はネット上で自分が媒体になり簡単に情報発信が出来るというのは、紙媒体時代には考えられないことでした。

ここでフードライターという言葉を使いましたが、その内容は千差万別です。
オートキュイジーヌの料理評論から、いわゆるB級グルメの発信者など、現在ではかなり専門分野化しています。
また、外食のリサーチレポートをまとめる人から、それらをアンカーマンとして整理する職業まで、これも相当幅がありあます。
外食産業ばかりではなく、生産者の現場や流通、消費の立場での発信者まで入れると凄い数になるでしょうね。
さらに「食べログ」などの書き込みや、ブログなどで誰でもフードライター化した時代での食のジャーナリズムのあり方を考えてみたいと(多少自分で地雷原を踏む様な気がしますが)、数回にわたり書いてみます。

料理研究家の皆さん以上に、ハルコはフードライターの知人友人が多数いるので、敵に回したくないのですが(笑)、辛辣なことも書くやもしれません。
(つづく)

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