2014年1月21日火曜日

料理番組の日

今週前半は、久しぶりに事務所でじっくり仕事をしています。
寒いので外へ出るのも面倒だし、そんな時に1年前にハルコブログで何を書いていたかをチェックしていると、今日は「料理番組の日」でした。
すっかり忘れていましたね。
思わず、自分のブログを読んで「ふむ、ふむ」と感心したハルコです。
今日のブログは“大テヌキ”で、1年前の再録です。


最初はNHKの『今日の料理』が料理番組の始まりだと思っていましたが、『今日の料理』は1957年11月4日に放送開始なので違いました。
意外な事に、イギリスが発祥だったんですね。
1937年1月21日にBBC放送で始まった『夕べの料理』という番組が、テレビを通して初めての料理番組だそうです。
1937年!? この頃にテレビ番組があったんだ!

さらに調べてみると、BBCが試験放送を経て本格的にテレビ放送を始めたのが、前年の1936年11月2日で、ほぼテレビの創世記から料理番組はあったようですね。
そして、しばらくしてから第二次世界大戦が勃発して中断し、終戦後の1947年6月7日に再開されたのです。

最初の「料理番組」の料理って何だったと思いますか?
答えは「オムレツ」です。
確かに「料理は卵に始まり、卵に終わる」という格言(?)があるように、相性は良いと思いますが……。
その時の番組の料理人はマルセル・ブルースタン(Marcel Boulstin)で(ハルコも知りませんでした)、フランス料理の料理人でした。
このマルセルさんは1878年生まれで、番組に出た時は59歳、1911年にロンドンのコヴェント・ガーデンでレストランを開店し、大変人気の店だったようです。
戦争中の1943年に65歳で亡くなっております。
マルセルさんのモットーは「シンプルフレンチ」だそうで、現在にも繋がるフランス料理の先駆者ですね。
ちなみに1963年の今日は、日テレの『3分クッキング』が開始された日です。
さらに古くは、1954年に宝酒造が『タカラお料理帖』という番組を提供しており、これが日本での最初の料理番組だそうです。

今ではテレビをつけると、どのチャンネルでも料理番組を見ない日はありません。
いかにテレビと料理は相性が良いか、ということなのでしょうか。
ネットも含めて料理情報は溢れていますが、いささか情報疲れしてしまいますね。

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