2014年1月17日金曜日

紅茶

考えてみると、ブログで紅茶の事を書いた記憶がありませんね。
ハルコは自宅では、毎朝紅茶をいただいています。しかし、何故か新潟のダーチャでは朝はコーヒーなのです。


わが家で長年愛飲している紅茶は、Fortnum & Mason(フォートナム・アンド・メイソン)で、幾つかの種類を楽しんでおります。
購入している店は日本橋三越で、ここにフォートナム・アンド・メイソンの売場があるのです。
もう20年以上のヘビーユーザーですが、たまさか日本橋三越の仕事をする機会があり、打ち合わせのついでに買っていました。
三越の仕事を離れた後も、三越と伊勢丹が事業統合したため日本橋へも行く時は、オクサマから「ハルコ、紅茶買ってきて」とご下命を拝しています。

朝の紅茶はミルクティにして飲むのが好きなのですが、今日1月17日は日本の紅茶にとって意味深い日なので、1杯目はストレートでいただきました。
1878年(明治11年)のこの日に、明治政府は「紅茶製法伝習規則」を制定したのです。
当時の勧業寮(現在の農水省)は殖産振興の一環として、多田元吉を1875年に清国へ、翌年はインドへ派遣しました。
現地での技術を習得し、帰国後、東京・静岡・鹿児島で伝習所の開設に至ったのです。
しかし、日本の風土は紅茶の栽培には適していなかったので、紅茶栽培が根付かなかったのです。
同じお茶でも難しいのでしょうね。

現在、静岡市丸子の長源寺には、多田元吉がインドのアッサム地方から持ち帰った、樹齢130年の4本の茶の木があるそうです。
うむ、やはり紅茶はフォートナム・アンド・メイソンに限るなぁ(※ハルコ個人の感想です)。

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