2013年7月25日木曜日

あぁ、かき氷

昨年の猛夏の最中にわが家のクーラーが壊れて、大変な目に遭いました。
寝室は大丈夫だったのですが、壊れたのがリビングのクーラーだったので、暑いのなんのって!
夜中に涼を取るために、随分「ガリガリ君」を食べました。さすがに3本立て続に食べればだとひんやりしますが、お腹が……。


先日、「暑さ対策で何が有効か」という情報番組を見ていたのですが、そのひとつに“かき氷”を急いで食べるとどうなるか?というのがありました。
結論から言うと、かき氷を急いで食べると体温が上がるのです。
体の中に冷たい物が急速に入ると防御反応が起きて、抵抗しようと逆に体温を上昇させるのだそうです。

それと、かき氷を急いで食べると頭がキーンと痛くなりますよね。
これはよく知られていると思いますが、二つの説があるのです。
一つは「神経に間違った情報が伝わり、通常は冷たさの刺激は三叉神経などの神経を通じて脳に伝わるのですが、かき氷を急に食べると刺激が強すぎて、神経の中継局のところで、情報が混線を起こす」というものです。
これはどういう事かと言うと、本来は冷たいものを食べると“口が冷たい”という情報だけが脳に伝わるのですが、非常に刺激が強いと、冷たさを伝える神経だけでなく、痛みを伝える神経も刺激されてしまうのです。
しかも、痛いのは口ではなくおでこの裏あたりという風に、場所まで違った情報が脳に伝わってしまう、という説なのです。

もう一つは、「頭の血管に実際に痛みが起こるから」という説で、冷たさの強い刺激が引き金になって、頭の血管に一時的に軽い炎症が起こることがあるのです。
炎症が起こるまでには時間がかかるため、食べてから数十秒くらい経ってから痛みを感じる場合は、炎症説の方が説明しやすいのですが、どちらにしても頭の痛くなる原因は、間違った情報と血管の炎症が同時に起きることによるようです。

それにしても、本当に頭が痛くなると苦しいですね。
冷房の効いた室内でかき氷を食べるよりも暑い外で食べる方が美味しいですよね。
というわけで、今日は「かき氷の日」でした。

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