2013年7月12日金曜日

酒は別腹!?

NHKプレミアムで始まったBS時代劇『御鑓拝借~酔いどれ小籐次留書~』を毎週楽しみにしております。
原作は「居眠り磐音シリーズ」などでお馴染みの、当代きっての平成のベストセラー作家・佐伯泰英さんで、ほとんどシリーズは読破しているハルコです。
さて、主人公の赤目小藤次は剣も強いが酒にも強い、というキャラクターです。
ご興味のある方は原作をお読みください。


よく「甘い物は別腹」と言いますが、酒も“別腹”という言い方があるのです。
「酒は別腸(べつちょう)にあり」
これは清朝時代に書かれていたのですが、大もとは『五代史』からの引用で、王がある男に「お前は身体が小さいが、どうしてそんなに沢山の酒を飲む事が出来るのか?」と尋ねたところ、男は「私の身体は小さいが、酒は別の腸に入るのです」
それを聞いた王は、その男の酒だけを吸収する腸を開いて見たいと……。

ちょっと怖い話ですが、この逸話はまさに、短躯の赤目小藤次を連想させますね。
酒の飲み過ぎを諌めた内容らしいのですが、さすがに最近の若い方々はあまり酒を飲まないようで、こんなことを言うハルコは昭和の古い人間なのでしょうね。
あぁ、別腹が3つは欲しい!

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