明日は鎌倉直行で撮影ですが、今日は二子玉川の高島屋さんで料理研究家の松田美智子先生のセミナーにお邪魔して、ハルコも「少し調理器具の話をせよ」とのことです。
今年、松田先生の『ピーラーマジック!』のお手伝いをしたのですが、貝印の“SELECT100シリーズ”のピーラーを使用したレシピ本なのです。
このピーラーは、ハルコも開発に参加した経由があります。

ピーラーは日本では「皮引き」と言っていますが、語源は「皮を剥く」という意味の英語の動詞“peel”からきています。
辞書を見ると、
peel; pare(peelは剥がすように,pareはナイフで削ぎ取るように)/みかんの皮を剥く peel a tangerine/じゃがいもの皮を剥く pare potatoes …… と、“むく(剥く)”ばかりでてきます。
どこにも“ひく”は無いのです。
“ひく(引く)”は引っ張るという言葉に該当しますが、ちょっとニュアンスが違います。
どうも“皮を引く”は、日本料理の引き切りから派生したと考えられるのです。
でも“皮剥き”も“皮引き”も混在していて、何とか区分したいと思っている間に10年の月日が経ってしまいました。
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