あぁ、全て暑いせぃだ!
と、料理の失敗を
暑さのせいにするハルコ
ごぼうが4本あり、オクサマに命じられて
半分をきんぴらごぼうに、甘酢を作り
一部を酢ゴボウ(ピクルス風)にして残りを煮物に投入。
しかし、料理が真っ黒になってしまった。
まず、きんぴらごぼうを中華鍋で作り、普段は煮物はストーブ鍋を使うが
面倒でそのまま中華鍋で作ったのだ。
ごぼう、ニンジン、コンニャクと鶏肉のシンプルな筑前煮風で、
だしは、野菜の皮などから抽出したホールフードを使い、
調味料はごま油が欠品していたので、オリーブオイルに鷹の爪を刻んで馴染ませて、
湯通した材料を炒めて、味醂、砂糖、塩を加えて、仕上げに醤油をかけまわしたのだが、
段々、料理が黒ずんできたのだ!
完成するとまるでイカスミで作ったように、ちぎりコンニャクと鶏肉の区別もつかない。
恐る恐る、オクサマに出すと
「何、この真っ黒な料理は!」
チコちゃんなら「ぼーっと料理作ってんじゃないよ!」
と叱られるが、オクサマは「ハルコ料理が前より下手になった」と。
しかし、食べてみると味はいいのだが、真っ黒じゃね。
真っ黒になった理由。
ごぼうはポリフェノールの一種であるタンニンを多く含む食材で、
鉄の中華鍋の鉄分とゴボウの加水分解性タンニン酸と化学変化を起こし
真っ黒になり、さらに他の食材にも影響した。
さらに、きんぴらごぼうを作った油で調理したのでタンニン酸はさらに
強く出たものと推定される。
以上現場からの報告でした。
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