あさイチに
ル・マンジュ・トゥーの
谷昇シェフが登場していた。
塩・胡椒と
塩と胡椒の違いは?
青山に「ビストロ・サバス」が出来た頃だから
谷さんとの付き合いはかれこれ30年近くになる。
一人の料理人の料理の変遷を観ていたと同時に
谷さんから教わることも多かった。
その中で、谷さんが同じことを何度も繰り返している
調理法をのひとつを考えてみる。
『食彩浪漫』というNHKの番組に出てた時に、
「ここで、塩、胡椒をするんでね」という問いに
谷さんは「今、塩、胡椒といいましたね」と。
レシピでは、塩・胡椒はひとつのものとして書かれているのがほとんどだが、
「塩と胡椒は役割が違うので、一緒にしてはダメなのです」
塩は味、胡椒は香りで。味は最初に。胡椒は仕上げに香りとして使うと。
あさイチで鶏料理を作っていた時も、鶏肉皮目に塩をしても味が入らない
身の方に塩をして、身から焼き,胡椒は仕上げふる。
塩、胡椒を同時にすると胡椒は熱で焦げて、香りが無くなる。
この話は、谷さんから何度も教え込まれたメソッドなのだが、
世の中のレシピ本の多くは、塩。胡椒をして‥‥‥‥と。
レシピを見る度に、悩ましい話だ。
ハルコ活動はFBからも
https://www.facebook.com/?locale=ja_JP
0 件のコメント:
コメントを投稿