
今週、表参道の地下鉄で派手な広告がありました。
「俺のフレンチ」などを経営している、バリュークリエイトの人材募集広告です。2011年9月に「俺フレ銀座」がオープンしてから、あっと言う間にこんなに拡大していたのですね。
●フレンチ系
「俺フレ銀座」俺のフレンチ GINZA、
「俺フレ神楽坂」俺のフレンチ KAGURAZAKA、
「俺フレ恵比寿」俺のフレンチ EBISU、
「俺フレタク」俺のフレンチ table taku
●イタリアン系
「俺イタ新橋」俺のイタリアン、
「俺イタ八重洲」俺のイタリアン YAESU、
「俺イタマル」俺のイタリアン marche、
「俺イタ神谷町」俺のイタリアン KAMIYACHO、
「俺イタ銀座」俺のイタリアン GINZA、
「俺イタジャズ」俺のイタリアン JAZZ
●和食系
「俺肉」俺の焼肉屋、
「俺とり」俺のやきとり(蒲田店)、
「俺割銀座」俺の割烹 銀座本店
この広告を見て応募する料理長もかなりいるのではないでしょうか。
料理人さんも、長い人生で浮き沈みは激しい職業だと思います。
ある意味人気商売なので、いくら腕が良くても客がいないと成り立たない職業です。
東京の料理店を長年観察してきましたが、有名になってマスコミにも頻繁に登場していた料理人さんが、店を閉めてどこかへ行ってしまった……なんて話はよく聞きます。
料理店のオーナーシェフになっても(開始年齢で違いますが)、大体30~40年が一区切りです。子供がいて後を継いでくれて、その後も順調に行く店もありますが、なかなか難しいですね。
また、スキルを持っていても諸事情で不遇をかこっている料理人もたくさんおられるようです。
そういう意味で言うと「俺の○○○○」は、市場に沈んでいた料理人の再生復活に、相当貢献すると思うのです。
ただ、数が増え過ぎてくるとその辺の希少性が損なわれて、本当に立食い居酒屋さんチェーンになる危惧もありますね。
ちなみに、ハルコはどの店も行った事はありません。
立ち食いする体力がないもので……。
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