
鯉魚門(LeiYue Mun)の魚店で買った魚を、
レストランに持ち込んで料理にしてもらうところ(魚はネズミハタ)。
さて、香港です。
香港は近いので行きやすい場所ですね。何回も出かけております。仕事の打ち上げで現地集合、現地解散などもしたことがあります。
1987年の3月に3泊4日で香港ツアーをしました。これは、ハルコの事務所で企画した食べ歩きツアーなのです。
その当時、漫画の「美味しんぼ」が話題になっていた時代の話です。
原作者の雁屋哲さんが聘珍楼の総料理長の周富徳さん(当時)と香港に食べに行ったのが漫画になったのがありました。仏跳牆(ふぁっちゅーしょん)を食べに行くストーリーで、冒頭のグラビアに実際の仏跳牆の写真が掲載されていました。
これを見て是非とも仏跳牆が食べたくなり、周富徳さんにお願いして香港の店を予約してもらいました。
そこで、事務所で知人に声をかけてツアーを作ったのです。
「HALPACK」と名付けたのですが、それから何回となく「HALPACK」ツアーを実行しましたね。
まぁ、1日5食食べましたが、若かったんですね、よく食べました。

仏跳牆のコースメニューが書いてあります。
仏跳牆というのは、修行中のお坊さんも仏跳牆の匂いで、我慢出来ずに塀を跳んで食べに来るという意味で、大きな壷の中に色々な食材を入れて、長い時間をかけて蒸し上げる料理のことです。壷の中の出汁になっていたアヒルの水かきまでしゃぶりましたが、そんなに驚くほど旨いとは感じませんでした。
仕事柄、街の色には敏感になるのですが、香港から帰ってくるとデザインについ赤や黄色の原色を使ってしまいますね。
街の匂い、色、音など、全てが勉強になった時代です。
何年経つても市場の匂いは忘れられません。
次回は今は無い東南アジアの市場に続く。
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返信削除楽しそうですね~。見てるこちらがホノボノしちゃいます。
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