
西川恵さんの『エリゼ宮の食卓』が出たのは、1996年。もう16年も前ですね。
その頃、オクサマの父親は難病にかかり治療法も見つからない状態でした。
元々本を読むことが好きな義父でしたが、最後は本も読めない状態で逝去したのです。その時に棺の中に、読書用の眼鏡とまだ未読だった『エリゼ宮の食卓』を入れたのでした。天国でも好きな本を読んでいただこうと思ったのです。
それから十数年の月日が流れ、西川恵さんの『饗宴外交』を出版出来たのは、縁(えにし)としか思えませんね。
連休には墓前にこの本を供したいと思います。
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