その中でも一番の興味の対象は「禁忌食」です。まぁ、簡単に言うと「あれ食べちゃいけない。これ食べちゃいけない」とそれぞれにの地域、民族、宗教でタブー視されていることです。
それぞれに歴史的に諸事情で発生したことで、一概には言えませんが、宗教がらみだと大変難しいことになります。
さて、このテーマは何回か書いてみたいのですが、まず取り上げるのは「タコ」です。
世界的にタコを食べる文化圏は、大雑把ですが日本、韓国、地中海に面した地域のイタリア、スペイン、ギリシャ、フランス(プロヴァンス)などで、イスラエルでは食べません。
これは、元々『旧約聖書』の中の『レビ記』の中で神がモーゼに「水中にいる“ヒレ”や“ウロコ”のないものは、全て汚らしいものである」と神託したために、ユダヤ教や旧約聖書を信じる民は食べなくなったそうです。
まぁ、この地域のタコにとっては幸いですね。

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