2015年1月7日水曜日

NARISAWA屋台食堂


今日は七草粥の日で、松の内も終わりですね。昨日は暖かで夕方から雨でしたが、六本木の東京ミッドタウンの芝生広場に行ってきました。2015年1月7日(水)~3月8日(日)の61日間の期間限定でアイスリンクが開設されるのです。
えっ、ハルコがスケートするのかって?
とんでもございません。目当ては設営されるアイスリンク横にオープンする、NARISAWAプロデュースのキッチンカーです。
成澤由浩さんが日々大切に伝え続けている日本の食文化と、素晴らしい食材を全国から集めて毎日提供する、という趣向です。
ハルコは昨晩、博多モツ煮を岩手の南部美人でおいしくいただきました。
ただ会場に行くのが遅れて、メインのイベントの高橋大輔のスケートは見られませんでしたが、彼が帰っていくのだけは確認しました。

NARISAWAの実験的な料理のほかにも、赤坂にオープンした老舗洋食の東洋軒のプロデュースと、軸を少しづつ動かしながら、今度は日本の食材を使って椀や汁ものと、週替わりで提供なさるそうです。
この形態がキッチンカーなのですが、最近はよく見かけますね。
事務所の近所でも、昼時にテイクアウトのランチを提供しているキッチンカーには、長い列が出来ています。



食文化の形態としては、江戸時代から連綿と続く外食の草分けの煮売り屋さん、屋台鮨、二八蕎麦などの延長なのが面白いですね。
屋台の鮨屋さんは最初は道端で商売していたのですが、明治時代に道端では不衛生ということから禁止され、一部の鮨屋さんは他の店舗の軒先を借り受けて商売をして、やがて一軒家の立派な店を構える、という進化を遂げてゆきますが、グランメゾンからキッチンカーで客のいる場所に移動して商売するという逆進もいいですね。
山形のアルケッチャーノの奥田シェフは、若い料理人育成でキッチンカーシステムを活用していると聞いたこともあります。

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