2014年10月16日木曜日

牡蠣の季節の到来!

昨日のブログ「料理名が読めない!」で、オクサマから“タユバン”→“タイユヴァン”と間違いの指摘がありました。訂正いたします。(ふぅ~~)

現在は1年中食べようと思うと“牡蠣”は食べられますが、やはり寒くなってからの食べ物というイメージはありますね。
以前、熊谷喜八さんと牡蠣談義をしていたら、「日本では11月から1月くらいが牡蠣のピークのように思われているけど、1年中で一番美味しいのは2月だよ」とおっしゃていました。

そして、話はまたフランス料理です。
一時、10年近く年末年始をフランスで過ごしていました(他の国でも過ごましたが)。
クリスマスが終わって、早ければ27日くらいからパリへ入るのですが、夕方の便で到着して直ぐにホテルで荷物を置いてか、街に出かけます。
目的は生牡蠣を食べに行くのです。
たいてい左岸に宿泊しているので、そのままサン・ジェルマン・デ・プレで、外にエカイユ(専門職の牡蠣あけ師)が寒い屋外で牡蠣を剥いているレストランを探すのです。
予約しないと入れない高級店もありますが、ふらっと入れる所がいいですね。
食べるのは、牡蠣ばかりではなく、蛤や海胆などの盛り合わせの“フリュドメール”(Fruits de mer )、これはたまりませんね。

メニュー(カルト)の中から好きなものを選びますが、エビ、カニ類は選ばすに、牡蠣(日本と同じ様な種類)にブロン牡蠣(平べったい)、海胆、巻貝、ハマグリ……。
牡蠣はメニューの中でも番号が書いてあります。最低はNo,5から最高はNo,000までランク付けされていて、等級で値段が随分違います。下のランクは1個30gで、ゼロが3つ付くと1個120gになります。
もうゼロ3つで国産高級松茸並の値段なので手が出ず、せいぜいNo,1、No,0までですが、これでも贅沢ですね(あぁ、昔のノート見ていたら0が3つ付くものも食べてました)。
シャンパン、白ワインとフリュドメール!
ある意味でフランス料理で一番好きかもしれません。


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