2014年6月20日金曜日

ドンチッチョの事

長く長く地道な本作りで、平行していた2冊のうちの最後の一冊が昨晩校了しました。
土日も深夜残業と、この所ちゃんとした食事をとっていなかったのですが、夜の10時半にドンチッチョに滑り込みました。
本当に久しぶりで、自宅へ帰りついたのは、もう午前2時!


ドンチッチョの石川勉さんとは思えば長い付き合いで、一番最初は麻布の「クッチーナ・ヒラタ」時代でした。確か25年ほど前に「クッチーナ・ヒラタ」がオープンした頃で、石川さんは当時は最年少でした。その時に岩手出身と聞い親近感を覚えたのです。
その頃「クッチーナ・ヒラタ」にはほぼ毎週食べに行き、年間50回は通ったものです。
ただスタッフが頻繁に変わるので、「あの、石川さんは?」と聞くと、先週辞めて恵比寿の「イル・ボッカローネ」に移ったのだと聞きました。
その当時の「イル・ボッカローネ」と言えば、大人気で評判の店でしたね。
イタリアにもないイタリア以上のリストランテで、スタッフが入口で「ボナセーラ」と出迎えてくれるような店だったのです。
そこでイル・ボッカローネに行って聞くと、3日前に天現寺の「ペーパームーン」に移ったというので、そこからまた天現寺に行くと、辞めたというではありませんか!
こうなるとまるで、粘り強く犯人を追う刑事のような気分です。

その後石川さんが、平田夫妻が経営する表参道の「ダ・トマゾ」のシェフになったと聞いて「ダ・トマゾ」に行きました。
そこから、星条旗通りの「ベンジィーナ」のシェフを経て、イタリアへ修行へ行き、帰国後に外苑「トンマジーノ」から、現在の青学西門「ドンチッチョ」へと、親戚の様な付き合いが続いています。
今年の10月で「ドンチッヨ」も8周年。
石川勉さんと岩手のこともしたいし、これからもよろしくお願いしますね。

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