2012年7月6日金曜日

ヤキトリ


昨夜は千駄木の「今井」焼鳥を堪能しました。
この所よく焼鳥屋さんを探訪しています。以前は馴染みで通っていた店もありましたが、引越で行かなくなったりして定期的に行く店がないのです。
人によっては、新しい店ばかり行きたくなる方もいらっしゃいますが、ハルコとしてはお気に入りの店に通うのが好きなんです。

焼鳥を食べながら考えたのは、ひと昔に比べて焼鳥屋さんのイメージが随分変わったということでしょうか。
赤提灯に縄のれんの昔ながらの焼鳥屋さんから、フランス料理のテイストのあるワインにも合う店まで幅広いですね。

ここから時代は23年前のパリに遡ります。
若き日のハルコとオクサマは年末年始をパリで過ごしておりました。
その当時、フランスへ頻繁に出かけては、3つだ2つだ(ミシュランですよ)と元気に食べ歩きをしていたのです。
さて、連日フランス料理を食べ続け、和食が欲しくなって左岸で見つけたのが「YAKIJAPO」
前日まで贅沢して“CRILLON"に泊まっていたのですが、同系列の“LUTÉTIA"に移動してホテルに荷物を置き、昼ご飯を食べに行ったサンジェルマン・ディ・プレで焼鳥屋さんを発見しました。

店内は地元の人で満員で、パリに住んでいるロシア人親子隣合わせになりました。
日本人が珍しいのか、やたらとフランス語で話しかけてきます。
えっ、ハルコはフランス語が出来るのかって? ウィでございます(ウソです。オクサマ通訳です)。
そのロシア人親子の食べ方の下手さは目も当てられない情況で、焼鳥の串は小さなテーブルに散乱し、どんぶりご飯には大量の醤油をかけてボロボロこぼしながら……。


※クリックで画像拡大します。

「今井」で鳥レバのリエットをバゲットに塗りながら赤ワインを飲んでいた時に、23年前のパリの焼鳥屋さんの風景が目に浮かんだのでした。

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