これからまた、日曜から木曜まで撮影で事務所を空けるので、ブログを書いてる時間は取れるかどうか。
ついつい、整理をしていない本の片付けをはじめてしまう悪い癖があります。

料理関係の本の下に『李香蘭 私の半生』という本を発見。
李香蘭こと山口淑子さんの自伝です(山口淑子・藤原作弥の共著形式で新潮社刊)。
1987年の本なので、もう25年も前の本ですね。最近は何だか古本の虫干をしている様な感じです。
この本は購入した時に一気に読んだ記憶があります。本当に波瀾万丈の人生を体験した女性ですね。
中国満州に生まれて、日本人なのに中国名・李香蘭(リー・シャンラン)でデビューし大スターになり、終戦後に漢奴(中国を裏切った中国人)として死刑の判決を受けるのですが、日本人と証明されて国外退去にになり、日本帰国後は山口淑子として映画界で活躍し、引退後にテレビの司会者になり、参議院議員まで勤めました。
1920年生まれなので今年で92歳におなりです。劇団四季の「ミュージカル李香蘭」を若い知人が観て、李香蘭は実在の人物だとは知らなかったという話も聞いたくらい、もう歴史上の人物なのですね。
話はここからです。
実は大きい声では言えませんが、ハルコ、李香蘭さんにお逢いしたことがあるのです!
今を去ること5年前の桜の頃、さるお金持ちのご自宅(マンションワンフロア所有)で、花見があるのでお誘いを受けたのです(当然オクサマのお供でございます)。
その時に、ゲストで李香蘭さんがいらっしゃると聞いたので、自伝を持参して行ったのです。
紹介して下さった方が、何を思ったのかハルコに向かって
「戦前から李香蘭さんのファンの方です」
えぇ~~! ハルコはこれでも戦後生まれじゃ!
といった経緯があり、李香蘭さんから「ハルコさんへ」とサインをいただいたのです。
ハルコ、李香蘭さんのためにオードブルをお皿に取ったりと、甲斐甲斐しくサービスに努めたのです。
李香蘭さん「最近は日本の男性も、そのようなこと(ハルコの甲斐甲斐しさ)をするようになったのですね」
これは、お手伝いハルコの誉れでございます。
your book has Yoshiko's autograph in it!
返信削除will you sell me your book please?
John M.
https://yoshikoyamaguchi.blogspot.com