知らない方のために簡単に内容を紹介すると、主人公のアタル=チョコザイ(中井正広)が”サヴァン症候群”という病気(この病気はダスティン・ホフマン主演の『レインマン』と同じ)にかかっており、ある特定分野では天才という設定で、難事件を解決していくのです。サヴァンはフランス語で「賢人」という意味です。

さて、主人公のチョコザイ君はアメリカ製の「カレースープ」をそのまま常食(常飲?)しているのですが、その商品が無い時にチョコザイ君は「カレースープください!」というセリフを言うのです。
そうすると、栗山千明演じる刑事が“日清のどん兵衛”のカレーうどんの麺だけを食べて、チョコザイ君にスープのみをあげると喜んで飲む、という展開になるのです。
チョコザイ君を演じている中井君は元々日清のどん兵衛シリーズのCMに出ているのでまあざとい広告宣伝とは思いますが、つい乗せられて購入して食べてみました(写真)。
さて、そのカレースープですが、1971年には札幌の「アジャンタ」で誕生しているのですね。
その後にマジックスパイスから“スープカレー”として発売されて人気を得て、全国区になって10年くらいでしょうか。
ドロドロが身上のカレーからとろみを除き、サラサラになっていくのは、「血液サラサラブーム」と呼応しているような印象があります。
一度、「ドロドロ系VSサラサラ系」の歴史をテーマに研究しても良いなぁと思った次第です。
昔貧乏学生だった頃、友人のアパートで晩ご飯にご飯を炊いて、カレーのルーだけをかけたカレーを思い出しました。
カレー(スープ)がご飯を通過して下に溜まる様を見て、あぁ、“ビンボー”と思いました。
ちなみに、そのカレースープご飯を作ってくれた友人は1個だけ残った生卵をのっけて食べておりました。クヤシー!
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