毎年夏に谷中の全生庵で、三遊亭圓朝忌(8月11日命日)の「圓朝まつり」があります。ハルコはこれでも落語ファンでして、時間が許せば全生庵に出かけます。
穴子鮨で有名な「乃池」も、この「圓朝まつり」に出かけてから、全生庵の側なので通うようになったのです。
この「圓朝まつり」では、本堂で落語もありますが、目当ては境内で出ている沢山の屋台です。これは噺家さん自身が運営しているのです。
まぁ、噺家さん達なんで結構いい加減で、「ビール350円」の隣に「ビールの泡30円」なんて書いてあったりして。
一度、ファンだった三遊亭円丈さんが噺の台本を売っていたので、ご本人からサイン入りで買ったことがあります。
そこで、屋台で焼そばを見つけて買ったのですが、オクサマがその焼そばに文句を付けたのです。
「この写真はこんなに紅生姜が乗っているのに、少ないじゃないの!」
噺家さんをも脅すんですね、オクサマは。
実はオクサマもハルコも「紅生姜」が大好きなんです。
自宅で作る焼そばにも、すき焼きをした後の牛丼にも、冷やし中華にもたっぷりの紅生姜を入れるんです。

そんなハルコですが、先日立食いそばの「富士そば」で“紅生姜のかき揚げそば”を見つけたんです。
ハルコはいつも「富士そば」では“コロッケそば”一筋だったのですが、思い切って“紅生姜かき揚げそば”を食べてみました。
最初はぴりっと辛いのですが、だんだんそばつゆと馴染んでくるとあまり辛く感じなくなり、ちょっと物足りない味ですね。
元々、紅生姜天ぷらは大阪が発祥らしく、最近東京でも見かけるようになったのでしょうか。やはり紅生姜の使い方としてはイマイチですね。たぶん汁物には合わないのでしょう。ぶっかけの様に汁けのない麺の方が合うのでは。
まぁ、冬の谷中か、その心は「しょうがねぇ!」
お後がよろしいようで。
わたくしめも生姜大好き派でございますからして!
返信削除とうにご存じとは思いますが、特に!新ショウガを筋目に平たく切ったやつを天麩羅にしますのが、ダダダ大好物でござりますぅ!
あまり薄くし過ぎるとぜえ〜んぜん辛くないので、切り加減に塩梅いりますが。
いや、釈迦に説法でしたね。
ご免くださいまし。