2018年7月27日金曜日
田辺年男・山と海、ときどき猫
岩手に
ヌキテパの
田辺年男シェフと
ハルコは
何をしに行ったのか?
猛暑40℃の東京を離れて、一路東北へGO!
釜石線に乗り換えて遠野まで、
遠野では、岩手の放送局のカメラが待っていた。
話は今年の2月に遡る。
仕事場の移転先を捜していた最中に
久しぶりにヌキテパへ行って、
田辺シェフとマールを呑みながら、四方山話。
その頃、浅草観音裏の「ペタンク」のレシピ本を制作中で、
ペタンクの山田武志シェフが、煮干入りのバター「にぼバター」を
『GQ』の誌面で紹介することになり、
田辺シェフらに「にぼバター」の料理共作を依頼されたと。
その時に、ハルコは閃いたのですぞ。
以前から海藻を使ったフランスのブルターニュバターの
日本版を作りたくて、各方面へ打診していたのだ。
田辺さんへ海藻バターの話をすると、速攻で面白との返事。
フレンチの世界で魚を扱わせさせてたら田辺年男の右に出るものはいない!
そうだ、田辺さんと海藻バターを作ろうと決心し、
仕事場を移転して少し落ち着いた頃に、釜石市で世話になっている
「釜石大槌産業育成センター」に連絡をし、
田辺シェフを三陸にお連れして、是非、海藻バターを一緒に開発しませんかと。
田辺シェフと日程を調整しているうちに、釜石市長とも面談することになり、
さらに、田辺シェフの後輩のオリンピックメダリストが
食事に来た時に、シェフが岩手で海藻バターを作るという話をしたところ
一緒に食事されていたのがテレビ局の方で、最近岩手の放送局の役員に
なり、その夜のうちにテレビ取材が決まってしまい、
冒頭の遠野駅に繫がったのである。
遠野では、バターを製造する牧場へ見学にいったのだが、牧舎の中に
猫がいて田辺さんへ甘えてまとわりつくのであった。
名前を聞いたら、無いそうな!
つづく
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