2018年7月6日金曜日

のり弁にはじまり、のり弁におわる。



元々、大の付くくらいの
”海苔好き”なのである。
すし屋でも最初にかんぴょう巻、
中ほどにもネギトロ巻、
〆に新香巻と海苔巻きを
合間に食べるほどなのだ。









しかし、「のり弁」という海苔が主体の弁当には全く気をはらってこなかった。
吉田戦車の漫画「出かけ親』(ビックコミックオリジナル)の
ファンで、吉田戦車が色々な「のり弁」の食べ比べをマンガ描いていた
シリーズがありこれが非常に面白かったのだ。
それに、触発されて、にわかにハルコ「のり弁」の研究をはじめたのである。
(どんな研究なのだ!)

ネットで「のり弁!を検索すると、あるは、あるは、お弁当屋さんから
コンビニの「のり弁」まで詳細に真面目に調べているマニアが何と多い事か。

「のり弁当」自体は板海苔が出来た江戸時代までさかのぼるらしいが、
現在の「のり弁」の原型は1980年代に「ほっかほっか亭」がはじめたと。

「のり弁」の主たる構成要素は、店によって大分違うが
ご飯と海苔の二つが最低の構成要素で、
ご飯と海苔の間には、醤油でまぶした”おかか”か昆布の佃煮が参入する。
この緩衝剤の味付けの具合が「のり弁」の旨さを決めるのだ。

そして、海苔の上に鎮座する2大スターがちくわ天ぷらと白身の魚のフライである。
これに、味のアクセントにきんぴらゴボウ、たくあんや大根のさくら漬けという
陣容で、それ以外には、コロッケ(半分)、とり唐揚げ、卵焼き‥‥‥。
おかずがどんどん増えてくると「のり弁」らしさが無くなるなぁ。

弁当屋系では320円台からで、コンビニ系でも大体300〜450円とうワンコインで
おつりのくる財布に優しいお弁当だが、昨年銀座のオープンしたGINZASIXにある
「刷毛しょうゆ海苔弁山登り」は
倍以上の1000円の高級「のり弁」で話題を集めているらしい。
しかし、「のり弁」の他のおかずが豪華過ぎて
海苔は脇役のような感じがして個人的には違和感を感じる。

にわか、「のり弁」のハルコの結論は
海苔とご飯(おかか)とちくわの天ぷらこそが「のり弁」の神髄だと思うのだ。
白身魚のタルタルソースのフライは無くてもいいし、そこに、少し漬物があれば。
さらに、理想は半分に切ったちくわ天がもう半分入り、
それが磯辺揚げなら申し分がない。

問題は、ご飯の上の海苔が食べやすように四角く切ってあるか、
まったく切らないかどちらがいいかの結論には至ってないが、
子どもの頃、母親の作ってくれた
海苔の二段、三段重ね、海苔のミルフィーユこそ真の理想の
「のり弁」だと思うが、今度、作ろう!

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