NHKのあさイチにNYの
三つ星シェフが登場して
スタジオで料理を作っている時に、
アナウンサーが解説で
「オリーブ油(ゆ)」という
言い方が気になってしまった。
レシピを書く際には、「オリーブ油」「オリーブオイル」と表記するが、
文字で書く「オリーブ油」は個人的には「オリーブあぶら」と
考えていたからで、最近は「オリーブオイル」と表記している。
『NHK日本語発音アクセント辞典』には、「オリーブゆ」
しかないようなので、アナウンサーは正しい表現をしているのだが。
「オリーブゆ」と聞くと、頭の中で「オリーブ湯」に
何故か変換されてしまうのだ。
何だか気持ち良さそうな銭湯のイメージだなぁ。
「湯」は水を沸かした「湯」だが、中国料理で「湯」と
言うとスープになり「湯=たん」となる。
これは、「ゆ」は音読みで「あぶら」は訓読みからの
日本語のルールでそうなっているらしい。
「ごま」や「なたね」は日本語の訓なので「ごまあぶら」
「なたねあぶら」と読み、「ごまゆ」「なたねゆ」とは読まない。
鯨を捕った油は「くじらあぶら」ではなく
音読みで「鯨油=げいゆ」となる。
「サラダ油」や「オリーブ油」は外来語で音読みなので
「さらだゆ」「おりーぶゆ」となる理屈なのだが、
何となく釈然としない。
「ゆ」というと柔らかくヘルシーで、「あぶら」というと
キツくてヘルシーじゃないという
差別からなのじゃないのかと勘ぐってしまう。
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