2017年9月16日土曜日

始末におえないカレー






金曜日の海軍カレーじゃないけど、
わが家では月に2回ほどカレーを作っているのだ。

カレーの材料も冷蔵庫にある中途半端な
食材を投入するが、カレーのベースのだしは、
ニンジン、タマネギ、ジャガイモの皮にセロリの葉っぱやトマトのヘタに、今日はバナナの皮まで鍋に入れて水から加熱したものを使っているのだ。
これは、以前タカコナカムラさんに
教わった考え方なのだ。

タカコナカムラさんは、「ベジブロス」という考え方を提唱しており、その理論を実践するために「日本ホールフード協会」を設立した。
この「ベジブロス」や「ホールフード」という考え方は、実は「始末」にも繫がっていて、「ベジ」はベジタブルのベジ。
そして「ブロス」とは「だし」という意味があるのだ。

つまりベジブロスとは簡単に言うと「野菜のだし」のことなのだ。
野菜の今まで捨てていた部分皮や種やヘタなどをグツグツ煮込んで作る、「野菜のだし」なのだが、野菜の抗酸化成分の「フィトケミカル」がたっぷり含まれて、
「ホールフード」とは、まるごとの食べ物という意味なのである。
 野菜であれば、皮や種、葉っぱ、根っこまで、魚であれば、頭から尻尾まで、「素材まるごと」どこも捨てることなく食べるということで、 英国では「自然食品」という意味でも使われている。

消費者庁の「食べ物のムダをなくそうプロジェクト調査(2013年)によると、
家庭における食品ロスの内訳は、1人1日当たりの食品ロス量(41g)のうちに
過剰除去(55%)、直接廃棄(18%),食べ残し(27%)なのである。

食べ残しは、料理を作っても食べられないで廃棄されたもので、直接廃棄は、賞味期限等が過ぎたりして捨てられている食品なのであり、
半分以上占めている「過剰除去」という、、調理途中で食品を加工している際に出る廃棄品なのだ。

皆さんの台所はどうですか?

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