2015年6月9日火曜日

ジャパニーズ・サケ


関東も梅雨に入り少し肌寒いですね。
この3日間晩ご飯は、鮨、おでん、和食と外食だったのですが、普段はビールから入るハルコですが、全部日本酒で通しました。
昨晩は銀座の「久保田」さんへオープニングレセプション以来の再訪でした。
総料理長の野村さんのお薦めで、酒のみの入れた鍋を作っていただきました。
「酒には五味の中で”塩味”が無いだけで塩味を加えると五味が完成する」
つまり、昆布や鰹節でだしを引かずに、何と贅沢なことに、純米酒をたっぷり使った鍋をいただきました。(写真)

今朝、朝刊を読んでいると「日本酒 純国産に限る」という記事が目に入りました。
以下はその引用です。

ーこれまで、日本酒のはっきりした定義はなかった。国税庁長官は年内にも、「日本酒」について、地名を商品名に使う知的財産権である「地理的表示」に指定。日本酒や英語の「ジャパニーズ・サケ」を名乗れる清酒を、国産米や国内の水を使って国内でつくられた清酒に限る方針だ。
 日本など世界貿易機関(WTO)の加盟国は、地理的表示に指定した商品を保護し、その地名を産地以外の商品に使わないよう取り決めている。英スコットランドの「スコッチ・ウイスキー」、仏シャンパーニュ地方の「シャンパン」が代表例だ。 純国産でなければ「日本酒」とは呼ばせません――。政府のクールジャパン戦略の一環で、財務省がそんな方針を年内にも決める。今後増えるとみられる外国産の清酒と差別化し、日本食ブームに乗って本家本元の日本酒を、世界で味わってもらうのが狙いだ。


以前は、日本酒は国内だけで飲まれるもので、海外の方にはあまり好まれていないという印象でしたが、時代も変われば変わるののですね。
地方での地域活性化では、結構地元の造り酒屋さんがキーになっていることが多いです。
単にアルコールの飲み物としてではなく、日本の伝統的な文化とも日本酒は関わっています。
良い流れだと思うのです。

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