2014年12月5日金曜日

貝印のこと(プロローグ)

昨日のテレビ東京系「カンブリア宮殿」に、貝印の遠藤宏治社長が出演されました。
番組を観ながら、ハルコも関係していたプロジェクトのことを思い出していました。
今まで、ハルコが貝印関係の仕事はしていても、その経緯はブログに書いた事はありませんね。 遡ること2000年だから、もう14年も経ちます。


2001年2月17日、プロジェクトメンバーで岐阜県関市の貝印本社工場の見学

出版社に勤めている友人から、「貝印って知ってる?」と電話がありました。
「貝印? あぁ、カミソリ作っている会社でしょう」
こんな会話から、その後足掛け3年続く貝印のプロジェクトが発足したのでした。
このプロジェクトは、外部から大学のマーケティングの専門家の先生方と、出版社の友人が料理関係に強い人材ということで、ハルコともう一人が参加したのです。

貝印はその当時はカミソリ部門と調理器具部門、それに女性向けのビューティー部門に別れていました。業態縦断型で遠藤社長をリーダーとして、外部からは慶応大学の村田教授(当時)の門下生と料理の専門家を入れて、総勢60名の大プロジェクトがスタートしたのです。
その後ハルコが料理ばかりではなく、道具開発やマーケティングと、仕事の幅を広げていくきっかけとなったのです。
このプロジェクトに声をかけてくれた友人の安達君は、昨年不帰の人となりました。
彼が生きていれば、昨夜の「カンブリア宮殿」の放送は大変喜んでくれたでしょうね。
長い長い話になりそうなので、本日はプロローグのみ。

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