例えば、お酒を注いでいてこぼしたり、皿から料理を取り分ける時にこぼしたり、と誰でもあることだと思うのですが、、オクサマ曰く昔はそうではなかったと。
歳のせいでしょうか?と言ってもダメなのです。
要するに注意力散漫になってきているのですね。

技を決めた後も心身ともに油断をしないことで、たとえ相手が完全に戦闘力を失ったかのように見えても、それは擬態である可能性もあり、油断した隙を突いて反撃が来ることもあり得るのです。それを防ぎ、完全なる勝利へと導くのが残心だそうです。
ハルコは時代劇小説マニアなので、この言葉は頻繁に出会います。
プロのゴルファーが、ドライバーでゴルフボールをショットした後に、暫し打った後の姿勢を保っているのも残心とも言えなくもありませんね。
料理もセカセカして作るよりも、形を決めたら暫し間をおいてから次の作業にかかる方が、ケガをしたりせずに確実に上手に料理ができるのかもしれません。
長年、色々な料理人さんの調理中の仕草を見てきておりますが、やはり名人、上手と言われる方々は動きに無駄無く、間合いも良いし、形を決める時は武道ではなくとも残心を会得しているのだと思います。
これからはハルコも残心を持とうと思うのですが、オクサマからはきっと「何をモタモタしているの!」と言われそうですね。
うむ、残心は難しい。
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