さて、土日に盛岡まで出張しておりました。
この盛岡での仕事はまたの機会でご紹介いたします。

盛岡って麺文化圏なのですね。
まず盛岡駅に着くなり、“盛岡冷麺”の洗礼を受けて何軒かお店を廻り、イタリアンでは雲丹のパスタ。夜の〆には“じゃじゃ麺”、そして、ホテルの朝食には“わんこそば”も食べて、1日にして「盛岡三大麺」全制覇+パスタで大堪能しました。
実は盛岡でじゃじゃ麺を食べたのは初めてでした。まぁ、東京でもじゃじゃ麺はそんなにいただかないのですが。
遅い時間だったのですが、案内していただいた店は「香醤(コウジャン)」で、混んでおりました。


盛岡のじゃじゃ麺は、戦前、旧満州(現在の中国東北部)に移住していた高階貫勝さんという方(後の「白龍」(パイロン)の初代主人)が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始めたのが最初だそうです。
じゃじゃ麺用の平たい独特の麺に、肉味噌と胡瓜と葱をかけ、好みに合わせてラー油やおろし生姜や大蒜をかけて食べます。
テーブルには生卵がおいてあり(最初は茹で卵かと思いました)、麺を食べ終わった後の器に(麺は少し残すように、と教育的指導を受けました)、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」と言い、これを啜るのですが、これが旨いのです。
たっぷりお酒も飲んだ後には、ぴったりですね(太りますが)。
岩手出身のハルコですが、逆に郷土の食文化を知らないのだと感じました。
これから、ちょくちょく来て色々と食べよう、と思った1日でした。
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