
はじめてフランスに行った時のことです。ガイドブックには、レストランへ行った時「メニューをください。“le menu, sil vous plait" と言うと、「定食」が出て来るので注意!」と記述していたのを思い出しました。
うむ、今はどうなんでしょうね。
ハルコもそんな事は気にしない歳になってまいましたが、今なら目の前で指で四角を作るジェスチャーをするのでしょうか。
本来は“menu(ムニュ)”は、“La carte(ラ・カルト)”で、単品を指す“a la carte(ア・ラ・カルト)”なんていうのは常識になりましたね。
話は外国ではなく日本なのです。
料理屋さんでの楽しみは、このメニューを見ながら食事の組み立てをすることですね。
ところが、これが苦手な人が意外に多いのです。
● あれこれ食べたいので結局迷ってしまうタイプ
● 食材や料理の知識に乏しく選べないタイプ
● いつも他の人が選んだものを決局選択するタイプ
● 最初から面倒だと思って考えないタイプ
まぁ、色々なタイプがあると思います。
最近ハルコは歳のせいもありますが、メニューを読むのが苦痛になってきました。
特に、薄暗いレストランで小さな文字で書かれたメニューを読むのはお手上げです。
また、メニューの説明をしてくれる所で、説明が長くなると前の部分は忘れてしまい覚えられない。困ったもんです。
以前通っていた中国料理店では、オーナさんがメニューの説明をしてくれるのですが、こちらから「今日は風邪気味」「お腹がそんなに空いていない」「○○は食べたい」的なオーダーをすると、料理の食材や調理法をダブらないようにして、お酒も合わせてくれました。
自分で選ぶと、好きな食材で同様の味つけになってしまいますので、その辺のバランスは見事でした。
これからのレストランのホールは、客に対して本当のサービスで勝負する時代ではないかと思うのです。
ちなみにハルコは「苦手な食材などはございますか?」と聞かれる度に、「不味いもの」と言うことにしてます。
困った客ですね。
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