
毎日色々な情報に接していると、思わず覚えておきたい言葉に出会うものですね。
その場で書き留めておかないと直ぐに忘れてしましますが、今回はハルコが出会った言葉達より(引用が不明な物が多々あります。出典明記出来ないので申し訳ありません)。
●まみむめも
これは、三宅乱丈作の漫画『ぶつせん』(講談社モーニング)から
お坊さんになるために修行をしている若者達の話です。
「ま み む め も」
ま 先ず笑い
み 身近な話題で
む 結びつけ
め 目頭熱く
も 目的達成
お坊さんが説法をする時の順番で、「最初に笑いを取るために、身近な話題を持ち出し、相手に対して親近感を抱かせて、その次に感動的なエピソードで、相手を感動させ、自分の側に引っ込み、そして、目的(お坊さんの場合はお布施)達成する」
どうですか、これは日常に使えますね。商談で相手に対してアプローチしたり、スピーチをする際にストーリを組み立てる時に有効かと思います。
●ザビエル山田
ビジネスジャンプ(集英社)の四コマ漫画より
自分で“遊び”を創造する能力を持たない人間は
将来“遊び”を提供する側に
徹底的にカモられる運命にある。
うむ、何とも時代正鵠に見抜いてますね。ゲームに熱中してる人達を見る度に、ザビエル師のこのお言葉を思い出します。
●小林秀雄
日本の知の巨人ですね。こんなこと言ってます。
「人生とは人が他者に、
そして最大の他者である自分自身に向かって
語りきかせる物語にすぎない」
「観察者は好都合な或る観点」に立って認められる物語にすぎない。
古いノートに書いていたのですが、何を思って書き留めたか不明なメモです。
さらに、側に走り書きで 柳田國男、ミハイル・バフチン、ドストエフスキー、レヴィ・ストロース「親族の基本構造の分析」などさらにわけがわからない上に、さらに丼を掻き込んでいるハルコのイラストが……。
●八木重吉
「虫」という短い詩です。
虫が鳴いている
いま
ないておかなければ
もう駄目だというふうに鳴いている
しぜんと
涙をさそわれる
切ない詩ですね。この詩を読んで本当に泣けてしまいました。
でも、そのメモの上のメモには、東京三大煮込み北千住「おおはし」森下「山利喜」神田「みますや」が。
いや、何を考えていたのでしょうかね。
0 件のコメント:
コメントを投稿