2012年1月18日水曜日

柿ピー原理主義……2


虎白料理長小泉さんと、師匠の石川さん。
ハルコ面と石川面(ハルコ作)で記念撮影!

柿ピーの比率は長年大問題で、国会での証人喚問(あるわけないか)でも、「ロッキードとか、ピーナッツ」がどうのこうの、ということもありましたね。

おおよそ「柿ピーは 柿の種7に対してピーナツ3の割合(6:4説もあり)が主流のようです。
長年の疑問は柿の種とピーナッツの比率よりも、食べ方です。
普通だと柿の種を食べて、ピーナッツを食べて、柿の種を食べて……。と、交互に行くと思います。
そこが疑問!? なぜ、交互に別々に食べるのに一緒になっているのか。
帝国ホテルのオールドインペリアルバーでは、ピーナッツの増量剤として柿の種を混ぜたわけです。
本来の主役はピーナッツだったのですね。ビールにウィスキーにと(正確に言うとバターピーナッツですが)、大変お酒が進みますね。
塩気とバター風味のバターピーナッツに柿の種が加わると、そこに醤油の香ばしい味に辛みが加わり、さらにお酒が進みますね。
ある意味では、「バタ臭い味」と「醤油臭い味」の出会いです。当人同士もびっくりしたことでしょう。「和魂洋才」的な出会いの後に問題は出てきたのです。
そうです、比率の問題です。これは、企業同士の合併比率と同様ですね。

「どうでしょうか。対等合併ということで、5対5では」とピーナッツが言うと、柿の種は「お宅はんは、味が濃いさかい、ウチらはピーナッツはんほど力おへんやろ。比率を増やしてもらえんかいな(いったい何処の言葉でしょうか)。」てな交渉で最初の対等合併から、最終的に(柿の種が)7対(味の強いピーナッツが)3で落ち着いたのです。
しかし、別々に食べるなら一緒である必要はないかと思うのですが、ハルコはマイブレンドにして食べます。
柿の種とお気に入りのピーナッツを適宜混ぜて、さらに別々ではなく、「柿の種2にピーナッツ1の割合」で、口の中で混ぜて食べるのです。
微妙な味具合ですが、皆さんはどうでしょうか。

●虎白

柿ピーの下になんですが、上の写真は「虎白」の〆のご飯です。
それも「トリュフ雑炊」
イタリアのリゾットでトリュフは珍しくはないですが、日本料理でここまで潔く使うと気持ちが良いですね。

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