2011年8月11日木曜日

不便って美味しい 由来 その2

ハルコは、食に関する仕事を多く手がけていますが、一番関心のあるのは家庭料理のあり方です。
その中で、手作りはどの程度の度合いなのかということに関心を持っていました。

いつからか、外食・中食・内食と3つの食の形態に分けられていますよね。
昔の日本は外食(ハレ)・内食(ケ・元々家で食事をするのでこんな言葉は無かったですよね)の様に思われていますが、江戸時代には実際に多くの総菜屋さんが存在していました。
これは江戸という町には、圧倒的に男性の数が多かったということが、その理由ですね。

10数年前から調理器具の開発のお手伝いをしていて、調理器具が売れなくなった理由を色々な方に取材しました。
その時に聞いた印象的な言葉で、「女が料理しないようになったから、道具(調理)が売れなくなった!」という意見がありました。
現在はそのようなことは無いと思いますが、この言葉をそのまま、ある有名中食産業のオーナー(デパ地下の三ツ星総菜と一時言われていた)に話しました。
オーナ-氏は手を打って喜びこう言いました。「私の仕事は総菜を売って、主婦を家事(料理)から解放することにある。そして、家でやっていた家事を外で行うことにより報酬を得られると、いう経済性もある」
まぁ一理はありますが、どうでしょうかね。
そして、家庭内では主婦が料理の主たる担当者になるかもしれないが、家庭料理という視点では、誰もが料理人になれる、という考えに達しました。
その頃に雑誌の連載が始まり『お手伝いハルコと学ぶ中高年からの家庭科』と名付けました。
男=主夫(ハウスハズバンド)が料理を始め家事を積極的に行うと、いうスタンスの誕生です。
(つづく)

●ダイエット
今週末は2ヶ月に一回の定期検診です。去年の夏は暑く、あまり動かない状態で体重が増加してしまいました。
この所、土日は1時間程度のウォーキングしてます。
さて、数値(血液検査)はいかがでしょうか?

2 件のコメント:

  1. マシュマロ2011/08/11 17:34

    ハルコさま~私は始め「中食」をチュウショクと読んで、
    昼食の間違いかな~と思っていたのですよ。(汗)
    確かに、こういう言葉ができるという社会的背景について
    もっと意識を持たなくてはいけませんね。
    震災以来、いろいいろな価値観の見直しがなさていますが
    食はもっとも身近な問題です。
    ハルコさまのブログ! 注目していま~す。

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  2. マシュマロさま
    ありがとうございます。
    今後思いつく、食文化などを取り上げたく思います。
    よろしくお願いいたします。

    ハルコ

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