昨夜は荻窪の北京料理店『北京遊膳」で、久しぶりに“北京ダック”をいただき、やはり皮を食べる一番美味しい調理法だと思った次第です。

その時に、確か徳川家康が鮭の皮好きで、厚い鮭の皮があったら万金を出すという、記憶が少し薄い話をFBに投稿したのですが、気になって今朝資料を調べていくと、違う人物だと判明しました。
この話の最初は、出羽国(山形県)の戦国武将、最上義光から始まっているのです。
最上義光は伊達政宗の伯父に当たりますが、別名「鮭様」と呼ばれるくらい、大変鮭が好きだったようです。
そこで、徳川家康と秀忠にも鮭をたびたび送っていたので、ハルコは家康が鮭の皮が好きだと勘違いしていたのですね。
いろいろな逸話がありますが、その中でも一番逸話が残っているのが、水戸黄門こと水戸光圀公です。
水戸で獲れる鮭の一番美味しい所を独占して召し上がっていたそうです。
その当時の鮭は、鰹の15倍の値段で取引されていました。
黄門様は鮭の皮好きが高じて「皮の厚さが1寸ある鮭を持ってきたら、三十五石と取り換える」と言ったそうです。
この辺の記憶が光圀と家康でごっちゃになっていたのですね。
と思っていると、この話は実は伊達政宗だったとか。
どこまで本当かは不明ですが、皆さん鮭の皮好きだったことは間違いないですね。
そんなことを考えていて、「実際に3センチ以上ある鮭の皮を重ねたミルフィーユ」は商品開発して売れるだろうかと、妄想してしまいました。
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