2013年10月16日水曜日

やなせたかしのまんが学校

大きな台風でしたね。
13日にやなせたかしさんが亡くなったというニュースは、皆さんご存知のことと思います。
ニュースを観た瞬間に、半世紀前のテレビを思い出しました。


1964年というと「東京オリンピック」の年ですが、この年の4月6日にNHKで「まんが学校」という番組が始まりました。夕方の6時から25分ほどの番組で、4年間続きました。
この頃、小学生のハルコは「将来はまんが家になるんだ!」と考えていて、毎週番組を楽しみにしていたのです。
この番組のまんが指導がやなせたかしさんだったのです。
そして、司会は何と立川談志なのです!

この番組で一コマまんがを募集して、やなせさんが講評するコーナーが人気でした。
ハルコは一度だけ、まんがを描いて応募したことがあったのです。
えっ、結果は!?
まぁ、ご想像におまかせします……。

長じて出版関係の仕事に就いて、その頃神田にあったフレーベル館という出版社にも出入りしていました。
やがて、フレーベル館は会社を本駒込に移転しましたが、入口には立派な“アンパンマン”の像が建ったのでした。

ご冥福をお祈りします。

2013年10月15日火曜日

夢の中で仕事をする!?

この3連休は、セミナーやら何やかやで仕事をしていました。
と言ってもハルコの場合、仕事と遊びの境界線は曖昧なのですが。

以前読んでいた本で「夢は前日の記憶を、寝ている間に脳の扁桃核と海馬で記憶させるか消滅させるかを決めていて、その過程が夢である」という内容がありました。
実は、ハルコは結構夢の中で仕事をしているのです。


起きている時に解決の出来ない問題を、寝ている間に解決していくのですが、問題は「夢の中で解決した時に目覚めないと答えが判らない」ということです。
その時は必死で起き上がり、急いで忘れない内にメモを取るのですが、またこれが寝ぼけているので、書いたはずの字が読めなかったりするのです。

この夢の中で仕事をする方法は、寝る前に解決したい問題点を何度も何度も繰り返し、呪文のように唱えながら寝ると(その時に画像等の視覚的なものも見ながら)、夢の中で仕事が出来るのです。

えっ、寝てる時まで仕事なんかしたくないって?
ごもっともです。でも、本当の話なのですよ!

2013年10月11日金曜日

リンゴの唄

先週3日間、岩手食材の旅をして来ましたが、その時に訪れた1軒がリンゴ農家でした。リンゴ園はハルコにとって懐かしい場所なのです。


伯母夫婦がリンゴ園を経営していたので、秋になると遊びに行ってリンゴの収穫を手伝っていたのです。
と言うと良いのですが、子ども達は下に落ちて売り物にならないリンゴ拾いをさせられていましたね。
このリンゴの皮を剝いて、大鍋でリンゴの煮込みを作るのですが、今なら差し詰め“コンポート”でしょうけれど、その当時のリンゴは酸っぱい萬紅や印度、国光で、煮てもさほど美味しいとは思いませんでした。
そのリンゴが我が家に大きな木箱で沢山来て、それを売っていた事もありました。

従兄弟とリンゴ園を駆け巡り、リンゴの樹によじ登り、リンゴを丸かじりしたりして終日遊んでいました。
写真はその時の記念撮影です。
父母、伯母、叔母、従兄弟、妹と映っている思い出の1枚ですが、今はこのリンゴ園も無くなってしまいました。

今日10月11日は、戦後直ぐの1945年に初めて「そよ風」という映画が封切りされた日です。
この映画は主題歌「リンゴの唄」が日本中に広がったことで有名ですね。
サトーハチローの「♫赤いリンゴに唇よせて~♫」で日本は元気付けられたのですね。

2013年10月10日木曜日

日々是ハルコ哉。

今日のタイトルはそのままブログのタイトルです。
昨日ブログをアップしようとしましたが、余裕がなく出来ませんでした。

元々、ブログタイトルの「日々是」は中国唐時代の雲門文偃(ぶんえん)禅師の「日々是好日」からの借用です。
雲門禅師はある日、大勢の弟子たちに向かって「十五日以前のことはさておき、これからの十五日以後の心境を一言で述べなさい」と言いました。
しかし、誰も直ぐに返答が出来ずにいると、雲門は自ら即座に「日々是好日」と答えたそうです。
まぁ、禅問答ですからよく判りませんね。
一般的な解釈では「毎日が平安で無事の日である」という事ですが、全然違うのです。
「十五日以後の心境を」を問われた弟子達は、十五日後に答えることを考えたのでしょう。しかし雲門は、自ら十五日と云う期間を示しながら、実は今、即座の答えを求めていたのです。
判りやすく言うと「今でしょ!」ですね。
「今ここで自分の気持ちがが述べられなくて、一体いつ言う時があるのか」と、言うことです。

「人生は、明日と云う時があるとは限らない。 この一瞬のところを大事にせよ」と云うこと教え示した言葉が「日々是好日」なのです。

数日前に友人からの電話で「○○さんが亡くなったの知っている?」と聞かされました。
その人は、ハルコが雑誌で料理を作って登場した時に写真を撮ってくれたカメラマンでした。
ベテランのカメラマンですが、まだ充分に若いのです。
ショックでしたが、その時に「日々是好日」という言葉が脳裏に浮かびました。

この一日は二度とない一日であり、かかけがえの無い一時であり、一日ですね。
この一日を一所懸命にで生きているだろうかと。

そんな自戒を込め「日々是ハルコ哉。」

2013年10月8日火曜日

神の右手、悪魔の左手

今日は台風の影響のせいか、夏に逆戻りしたような暑さですね。

先週の岩手の食材の旅で、勉強になったことは沢山ありましたが、一番感銘を受けたのは中洞牧場の中洞正さんのお話でした。
本当の牛乳とは何かという話と、日本の酪農は酪農ではなく“乳農”だという話です。
これは文化の話でもあるし政治の話でもあるのですが、真っ当なモノを作ろうとすると、大きな組織に阻まれることが多々あります。
酪農の観点から言えば大きな壁は農協ですが、ここでは良い悪いという事ではなく、自分自身が関わってきた仕事には、常に二面性があったということです。


「来るものは拒めず、去るものは追えず」がハルコの長年の仕事のスタンスで、一時農協関係の仕事も随分しておりました。
農協と真反対の立場の方々とも親交がありますが、仕事をしていてよほどの哲学や信念が無い限り何でも引き受けてしまい、自分の中でも矛盾を起します。
今度は農協と対立している海外の食肉振興協会の仕事をしたかと思えば、国内の食肉の協会の仕事もしたり……と節操が無い事、枚挙にいとまがありません。。

だしに関しても、家庭できちんとだしを取るための器具や方法を展開する仕事の反対で、大手の食品添加物の沢山入っている商品の販促のお手伝いをするなど、ハルコの右手と左手は随分相反することをしてきました。

最近考えるのは消費者の視点ですが、「単に安ければ良い」「高くても良いものであって欲しい」この間で右往左往していることが多いのです。
それぞれの立場で見ると相手の事が許されない。高くても良いものは、おそらく全消費者には行き届かない。
TPPが推進されると、その辺の区別がこれからの重要な課題だと思うのです。
神の右手と悪魔の左手は、融合出来るのか、それとも……。

2013年10月7日月曜日

あさイチピーラー


朝から貝印カイハウスで、NHKの「あさイチ」の収録立ち会いです。

12年前にセレクト100を立ち上げてピーラーを作り、セレクト100では一番売れる商品になりました。
今年は松田美智子先生と「ピーラーマジック!」というレシピ本の制作と、ピーラーの年(?)でした。
放送は10月22日(水)です。お時間がありましたら、ご覧ください。

2013年10月4日金曜日

岩手の食材探し!

1日から3日間、岩手「地元へ帰ろうツアー」へ行き、昨夜帰ってきました。
12月4日から24日までの3週間、新宿伊勢丹キッチンステージで開催する、「賛否両輪」の笠原将弘さんと「オステリアルッカ」の桝谷周一郎さんと共に、岩手県の食材でのコラボのための食材探しの旅でした。

岩手生まれのハルコが言うのもなんですが、「岩手はでかい、ひろい!」
今回は、発酵醸造、果物、海産物、酪農、肉類、野菜……と多岐に渡りましたが、素晴らしい食材が沢山あるのを改めて確認しました。
岩手は食材のバランスが優れているのです。


以前から思っていたのは、子どもの頃に社会の教科書で岩手の産業を見ていくと、随分見劣りしていて「日本のチベット(チベットの方には申し訳ないですが)と、揶揄されていた時代がありました。
その頃から日本全体から1周遅れで、さらに2周遅れになっていたのですが、年月を経て来ると、2周遅れの岩手は実は先頭に立って走っていたのです。
どういう事かと言うと、自然を含めて岩手全体が荒らされずに、パーマネント化されていたのです。
色々な生産者の皆さんを廻って、自然の恵みを活かして安全な食材を作っていく、という姿勢を強く感じました。
山路酪農研究所(中洞牧場)の中洞正さんの酪農の考え方や、石黒農場の石黒幸一郎さんの寒冷地でも温泉の地熱を活かしたほろほろ鳥の飼育など、これからの日本の生産者の現場が目指す哲学に裏打ちされているのです。

食材探しと言いながら、今回は勉強嫌いのハルコとしては珍しく学習をした、という思いが強いです。
まずは年末のキッチンステージの岩手コラボに集中して、来年はさらに訪れていない地域の食材捜しの旅をしたいと思います。