2013年12月27日金曜日

明日から引き蘢り生活!

2013年も残すところあと4日ですね。ハルコの事務所でも今日は仕事納めです。
今年は12月28日から1月5日まで、9日間のお休みになります。
百貨店関連の仕事をしていることもあり、関係者は年末年始は元旦のみの休日で、大変だと思います。ハルコも、キッチンステージのセミナーがどうしても土日に入ることが多く、今年はあまり休んでいません。
「バリ島式」に仕事・生活・趣味と、1日の中で3つの区分を実行しているので、さほど休みたいとは考えていないのです。まぁ、強がりはこれくらいにして、今年1年「日々是ハルコ哉。」を読んでくださった方々に御礼申し上げます。


元々ブログを始めた動機は、あの2011年の東日本大震災が契機でした。
311以降に何かをやる気も起こらず、かと言って自分に何が出来るかも判らず、呆然としていた時にオクサマから「ハルコ。ブログでも書きなさい」との叱咤。
そんなの“しった”ことじゃない!と思いつつ、渋々書き始めたのです。
そこからFBも始めて、自分の狭い場所から他の方々と知り合いになることができて、今年の7月からは岩手県のお手伝いもすることになり、徐々に自分の成すべき事が判ってきました。

明日からは新潟のダーチャへ引き蘢り、今年の大いなる反省と来年への活動の充電(えっ、放電じゃないかって?)する予定です。
皆様良いお年をお迎えください。

年末年始も、近況は随時FBで発信しております。
ハルコのfacebook

2013年12月26日木曜日

木を植えた男

クリスマスも終わり、もう幾つ寝るとお正月ですね。
ハルコブログも年内は明日までで、正月休みに入ります。

去る24日にアニメーション作家のフレデリック・バック(Frédéric Back)さんが、カナダのモントリオールで89歳でお亡くなりになったそうです。
代表作は、5年の歳月をかけて制作された『木を植えた男』で、色鉛筆やフェルトペンで描くので大変時間がかかるものです。
今年公開された高畑勲さんの『竹取物語』同様に絵の輪郭線が無く、非常に芸術的な作品です。


今から25年前に、ハルコが初めて編集長として関わった、保険会社の定期刊行物がありました。夫婦と子供の情報誌で『WHa(ワハァ)というタイトルです。
若く小さな子供がいる世帯向けの内容でしたが、この情報誌にはハルコの現在に繋がる萌芽があったのです。
夫婦共々分担して家事を行い、新しいライフスタイルを築く、という内容でしたが、現在は普通のことでも、四半世紀前はまだ社会的に抵抗がある時代だったのです。

その中で、良質な絵本やアニメを紹介するコーナーを作り、そこでフレデリック・パックのアニメ『CRAC!』を取り上げて、読者プレゼントにしたのでした。
当時はまだ『木を植える男』はビデオ化(ビデオですぞ!)されていなかったので、『CRAC!』を掲載したのでした。

『木を植える男』は1987年にアカデミー短編賞を受賞し、「私の作品を通じて、日々の忙しさに忘れがちな身の廻りの動植物、自然、そして子供たちの尊さに気を留め、将来の幸福な人生をつかんでもらえば……」と語っていました。
お正月には、たまにこんな作品も鑑賞されてはいかがでしょうか。

2013年12月25日水曜日

昔の料理は茶色だった!

この季節は、緑と赤のいわゆる「クリスマスカラー」が街に溢れています。
そして、料理もカラフルな料理のなんと多いことでしょうか。
これらは昔なら“ハレの料理”なのでしょうが、今や1年中色とりどりですね。
雑誌やレシピ本の仕事を長く続けておりますが、ある時期を境に料理がカラフルになったと確信しています。
それは「料理の三原色」と(一部で)言われるものでした。
何か撮影のために料理を作る場合、ベースの料理に色数が少なければ色のあるものを追加で入れる(のせる)ことです。

その「料理の三原色」を最初に作り上げたのは、熊谷喜八さんではないでしょうか。35年前の家庭画報の料理は、まさに「3原色」なのです。
喜八さんが唱えて一世風靡した「無国籍料理」は、フレンチをベースにして各国料理をフュージョンさせて作られましたが、また同時にヌーベルキュイジーヌの影響も多分にあるでしょう。韓国や中国、東南アジアの色彩も加わってきましたね。
料理で絵を描くような感覚で、足りない色を素材の赤、黄、緑、白……と加えていくのです。
これはひとつの発見で、非常に写真映えするので、模倣されるようになりました。


元々の日本料理は色彩感覚に富んでいたのも事実です。
しかし昔の一般家庭では料理屋さんの料理ではないので、食卓に乗るのはくすんだ茶系の料理が当たり前でした。
味噌汁、煮物、焼魚……。煮たり焼いたり炊いたりする過程で、茶色になるのです。
昆布や鰹節等でだしを引き、干し椎茸や干し大根、ひじき、豆等の乾物で調理する古くさい料理だけど、しみじみとした味付け。
写真は今から14年前に、今は亡き編集者と企画した「粗食のメニュー」というムックです。
その頃、病気で入院するはめになったハルコが、病室で「日本の病人食と言えばお粥だけど、世界中で病人は何を食べているのだろう?」と考えていたことから発想し、企画したものです。シンプルで体に良い「粗食」をシリーズにしたかったのですが、この1冊のみで終了。
今読み直すと、現在出ていてもおかしくない良い内容ですね(自画自賛)。
来年は「茶色」の普通の料理の復権がある、と思うハルコなのだ!


2013年12月24日火曜日

聖夜だけど(ぶつぶつ)。

今日はクリスマスイヴで、明日がクリスマス。
今更ながらの話ですが、日本でのクリスマスは安土桃山時代の宣教師から始まり、キリスト教が禁教となり明治に復活し、戦後に進駐軍の政策から一般化されてそれを商業化したというのが現在のクリスマスの発達史ですね(ぶつぶつ)。

11月から方々でクリスマスツリーが飾られ、12月25日を過ぎると、あっという間に門松に替わります(ぶつぶつ)。
別にクリスマスに文句はないのですが、現在の日本では、宗教とはまったく関係ないイベントとして成立していますね。
ミサに出たり、キリストの生誕を祝う信者の方々は別として、大多数の日本人にとってはご馳走やケーキを食べて、プレゼントを貰う日でしかないのでしょうか(ぶつぶつ)。
そうでなくとも、忘年会シーズンの流れの中での最大のイベントではありますね。
と、朝からぶつぶつ言っていたら、オクサマが「今日はクリスマスイブのパーティがあるから」と告げたのでした。

2011年の年末に、百貨店の大きなクリスマスツリーを見た時は、今年はクリスマスどころではないのにと思っておりましたが、毎年見ているツリーは日常の普通の幸せを感じて涙が出てきました。
まだ被災地の復興は中々進んでいませんが、来年はより良い年になりますように。
"メリークリスマス!”

2013年12月20日金曜日

冬至とかぼちゃ

今年の冬至は12月22日ですが、ハルコブログは土日と休日は基本的にお休みなので、ちょっと早めの冬至の話です。
この所、午後から打ち合わせした後に外に出ると、もう暗くなっています。
びっくりするという程ではないのですが、何だか早く暗くなると損した気分ですね。

冬至は、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日です。1年で最も日が短いということは、「翌日から日が長くなっていく」ということなので、世界中で古くから太陽が生まれ変わる日とされ、冬至の祝祭が盛大に行われていますね。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まる日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)と言われ、冬至を境に運が向いてくるとしています。
ハルコも毎朝テレビの星占いを見ているのですが、「占いで今日最低だったら、明日からは運気が上がる」とポジティブに考えているのです(違うか!)。


また、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……などを「運盛り」と言って縁起を担いだのです。

しかしやはり、冬至と言えばかぼちゃですね。
えっ、かぼちゃは「ん」がついてないだろうって?
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)です。つまり陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しているのです。ご存知でしたか?
でも、ハルコはかぼちゃがあまり好きではないのです。

さぁ、冬至の日には「ん」の付くものを食べましょう!
ハルコは「わんたん」でビールでも飲みましょうかね。

2013年12月19日木曜日

日々土鍋

我が家では、ご飯は土鍋で炊いています。
もう何年になるのでしょう。我が家の土鍋は三重の長谷陶園製で、現在4代目です。
まぁ、壊れたので4回買い替えたということです。

最初に土鍋で炊飯をした動機は、エッセイストの平松洋子さんのご自宅で撮影した時のひと言でした。
平松さんが「土鍋にして、電気炊飯器を捨てた」とおっしゃったのです。
その後、分とく山の野崎さんからも土鍋で炊くご飯の美味しさを伝授され、「もう土鍋しかない!」と思い、わが家も電気炊飯器を追放して土鍋派になったのです。


土鍋でご飯を炊く最大のメリットは、炊きあがるのが早いことです。
晩酌しながら晩ご飯を食べ始めて、途中で「そろそろ良いかなぁ」とガスで加熱するのですが、僅か13分で炊きあがり、5分蒸らして炊きたてのご飯をいただけるのです。これは土鍋でないと難しいですね。
しかし、この土鍋で幾度も失敗をしました。
熱いままの土鍋を水で濡らして本体にヒビを入れて壊したり、米だけを入れて水を入れ忘れて加熱して焦がしてしまったこともあります。
それでも、土鍋が良いのです。
写真はハルコが雑誌で土鍋指南したページです(自慢!)。

野崎さんと有田の福泉窯と共同で開発した土鍋も作りましたが、今一番作りたいのは、完全にIH対応の出来る土鍋です。新潟の“ダーチャ”はオール電化でIHしか使えないので、どうしてもIH土鍋が欲しいのです。
現在来年へ向けて、IH土鍋の開発を始めています。
来年の秋には発売したいと考えております。

2013年12月18日水曜日

12月のレストラン

12月も残り少なくなってきました。仕事もあと正味10日ほどですね。

今日は東京も雪が降るらしいのですが、ふた昔前の12月のことを思い出しました。
時代はバブル景気の真っただ中。世の中のカップルが赤プリだとか何とかの高級ホテルやレストランの予約が困難な時代でした。
そんな年末の12月、フランス料理店でご飯を食べて店の外に出ると、想定していなかった雪、雪、雪……!
時間は23時近くで、タクシーを拾おうとしても乗車拒否されるわ、タクシーを捜している人の数が尋常じゃないのです。
その晩は、結局明け方の4時近くまでタクシーが拾えず、深夜も空いているバーを捜して大変な目にあったのです。


そのバブルも弾けて、12月のレストランも予約が取れにくい所はまだたくさんありますが、当時のような熱気はあまり感じられませんね。
その時代を謳歌していた団塊の世代が現役を引退して、レストランで騒いでいるよりも静かに家で過ごしているのでしょうか。
マスの年代がごっそり抜けて、ここ数年レストランへの需要と供給のバランスが崩れてきたという実感はあります。
外食産業自体の底辺の広がりと層の厚さも加わり、客の立場からすると良いのですが、お店を経営している方々は大変だろうと思います。

12月は1年の中でも、レストランの一番の稼ぎ時です。
皆さんもどんどんレストランへ行きましょう!